いつもガラガラの金山嶺長城が、旅行者でいっぱいになる日

できるなら金山嶺長城には、毎年、行きたい! 晩秋、春、初夏と3回も行ったのに、全くあきません。余計に行きたい気持ちがつのります。北京から約130キロのところにある金山嶺長城は、その雄大な美しさから「長城の中の長城」と言われています。映像で使われる長城のロケ地としても有名なんですよ。ただ、北京からあまりにも遠く、公共の交通機関を使っていくと、バスの乗換えなどが非常に面倒です。そのせいか感動的な美しさなのに旅行者は、かなり少ないです。混雑を嫌う欧米人が中心で、少数派の中国人は、写真愛好家と言うべき人たちがほとんどです。この金山嶺長城が年に1回、旅行者でいっぱいになる日があります。その日が今年もまた、やってきます。

金山嶺長城は、5月中旬の気候の良い季節でも、こんなにすいている 金山嶺長城は、5月中旬の気候の良い季節でも、こんなにすいている

金山嶺長城でマラソンをすることが信じられない理由

あのガラガラの金山嶺長城が、訪れた人たちでいっぱいになる日は、2017年なら4月16日です。その日は、年に1回の「金山嶺長城馬拉松大会」の日です。「馬拉松」とは、中国語でマラソンのことです。正確に言うと、旅行者というより参加者でいっぱいになる日です。2016年の5月、はじめて金山嶺長城でマラソン大会があることを知りました。思わず、「嘘? どうやって走るの?」とびっくりでした。何しろ金山嶺長城は、起伏が大きいので遠くから見た景色が、感動的に美しいのです。傾斜が転げ落ちそうなほど大きな坂が何か所もあります。しかも半分崩れかけた足場が危ない箇所も少なくありません。あそこを走るなんて信じられない!

金山嶺長城は、とにかく急勾配な場所が多い。普通に歩いても、ひざにくる 金山嶺長城は、とにかく急勾配な場所が多い。普通に歩いても、ひざにくる

金山嶺長城マラソンのコースは3種類!

金山嶺長城を走るのは、マラソンと言うよりマウンテンマラソンに近いです。さて、そのコースと言うのは、フル、ハーフ、10キロと3種類あります。すべてのコースは、金山賓館(ホテル)を出発し、東門から東五眼楼、桃春口、竜峪口、麻地南溝を通り、金山賓館に戻ってきます。これが10キロコースになっています。ハーフの場合は、このコースを往復します。フルの場合は、10キロコースを走り、再び同じルートを東門まで戻ってきた後に、紅崗村、南東坡、温泉を回り、金山賓館に向かいます。すべてのコースが通る東五眼楼は、金山嶺長城で最も高いと言われている場所にあり、周辺はとにかく急勾配。普通に歩いても下りは、ひざがガクガクです。

最も高所にあると言われる東五眼楼。東門から東五眼楼までの道は、すべて上り! 最も高所にあると言われる東五眼楼。東門から東五眼楼までの道は、すべて上り!

金山嶺長城マラソンの参加料とは?

この金山嶺長城のマラソンの申し込みは、もうスタートしています。今年は、2017年2月28日23時59分が締切です。マラソン参加費は、中国人の場合、ハーフ、フルともに380元(約6460円)、10キロは300元(約5100円)、外国人ならハーフ、フルは、1400元(約2万3800円)、10キロは1120元(1万9040円)です。料金には、北京から金山嶺長城の往復のバス代、入場料が含まれています。2013年から始まった金山嶺長城マラソンは、2017年度で5回目です。「最美最虐(最も美しくて最も過酷)」と言われるほど、きつい金山嶺長城マラソンにあなたも参加してみませんか! 2017年4月16日、朝9時半いっせいスタート!

金山嶺長城は、足場が悪いところも多い。足場が悪い道をずっと登ったり降りたり、とにかく過酷極まりないコースだ! 金山嶺長城は、足場が悪いところも多い。足場が悪い道をずっと登ったり降りたり、とにかく過酷極まりないコースだ!