最近はやりの北京市内観光とは?

中華人民共和国の首都、北京はこの数年は深刻な大気汚染の話題ばかりが取り上げられていますが、見どころいっぱいの歴史の町です。北京観光と言えば、1日は万里長城や明の十三陵など郊外に行き、もう1日は前門、故宮、景山公園など市内中心部を見るのが定番でした。最近では北京の伝統建築の四合院作りの家が集まった胡同観光に加え、798芸術区のギャラリーやカフェ巡りに行く人が増えてきました。特に798芸術区は中国の現代アーティストが集まる場所として、注目されています。北京は今や中国現代アートの発信地なのです。

北京再発見!中央美術学院美術館に行ってみよう! 北京再発見!中央美術学院美術館に行ってみよう!

古い軍需工場にできた芸術区ってどんなところ?

朝陽区にある798芸術区は、1950年代に東ドイツの技術援助によって建設された軍需工場地区内にあります。2000年頃から使われなくなっていた軍需工場を利用して、新進の芸術家がアトリエやギャラリーを開きました。これが798芸術区の始まりです。「毛主席万歳」と壁に書かれた古い工場がそのままギャラリーとなっていたり、工場施設がそのまま保存展示されていたり、何を見ても新鮮なところです。ただ、有名になりすぎました。週末になると敷地内はカップルや観光客でごった返し、ゆっくり作品を鑑賞するのは難しくなりました。

中国教育部の最高峰の学校を見に行こう!

798芸術区からそう遠くないところに「中央美術学院美術館」があります。中央美術学院は中国で最も歴史があり、芸術を学ぶ学校としては最高峰と言われています。2008年の秋、付属の美術館が誕生し、一般公開されています。中央美術学院の北門から入ると、すぐ右手に見えます.この美術館の設計者は、日本の著名建築家の磯崎新さんです。ゆるいカーブを描いた石のタイルで覆われた美術館はシンプルで重厚な雰囲気です。展示物については正直に言って、タイトルを見てもわかりません。私が行ったときは、広い部屋に家具展示場のように椅子やテーブルが並べられていたり、黒と白の羽がついたポールがいくつも並んでいました。

798芸術区と中央美術学院美術館への行き方

作品をわかる、わからないは別として、中央美術学院美術館はゆっくり作品を鑑賞できます。日本人がイメージできない新しい中国を見られる空間です。中央美術学院美術館への行き方は北京駅前より420路バスに乗って、「花家地北里」下車、徒歩5分です。ここから445路バスに乗り、「王爺墳」で降りれば798芸術区が目の前です。バスをうまく使えば、中央美術学院美術館と798芸術区の両方を見られます。北京の市内観光の1日は新しい北京を見てみませんか?