「ここは本当に北京なの?」とびっくりする川底村の風景

中華人民共和国の首都、北京の中心部からバスで片道約2時間半で川底村に到着です。ここに来るまでに見てきた荒涼とした景色にもびっくりですが、川底村の風景にも驚愕です。「ここは本当に北京市内なの?」、「私は、いつの時代の中国にまぎれ混んでしまったんだろう?」と誰もが思います。わずか1棟のビルすら見えない、すっきりした青空が広がっています。明清代の山奥といった風景の中にポツンと存在する村が川底村です。川底村の川の字には竈を意味する難しい漢字があるのですが、同じ発音の「川」をあてることが多くなりました。

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川底村が明清代の姿そのままで残っている理由

北京から西に約90キロのところにある川底村は、明清代の四合院建築がそのまま残っている村です。15世紀初頭の明の永楽年間から約500年の歴史があると言われています。明清代には北方に対する軍事拠点の役割を果たし、北京と河北省、内蒙古を結ぶ道路沿いでもあり、栄えていました。しかし、新たに作られた幹線道路からは外れてしまったので、寂れていきました。このおかげで私たちは、明清時代にタイムスリップしたような川底村を見ることができるわけです。

丘の上からみた川底村の風景

現在、川底村には、約80戸の四合院が残っています。伝統的な瓦屋根と木枠の窓に紙がはられた民家が八〇戸ほどあります。この四合院の民家の間をぬう石畳の細い道が散策の通りです。時々、荷物を運んでいく馬をひっぱる村人の姿も見られます。村の東のはずれの高台に行くと、小さな廟があります。ここからの村の景色も良いですが、村の南にある丘に登ってみましょう。山にへばりついた川底村の全景を見ることができますよ。湾曲した道と山にはさまれた部分に村がぴったりと収まった姿はまさに要塞です。

北京から日帰りできる川底村への行き方

さて川底村へに行き方です。まず、北京の地下鉄1号線の終点「苹果園」駅で降ります。手地下鉄の駅、西側にある「地鉄苹果園站西」乗り場から892路バスで「斎堂」に行きます。ここまで約2時間です。斎堂から川底村へのバスは1日3本しかないので、ここからタクシーで川底村に向かいます。タクシーなら約10分ほどです。バスの待ち時間も含め、北京中心部から片道約2時間半です。遠いようで、日帰りは十分可能です。大都会の北京とは別世界の北京を楽しめる川底村に行ってみませんか?