長城の中で一番美しい「金山嶺長城」

「やっと念願の東五眼楼に登れた!」。中国の世界遺産の長城と言えば、一番有名でお客が多いのは「八達嶺長城」です。ただ、あまりにも観光客が多くて、少々混雑しているようです。八達嶺を含め、慕田峪など、長城はいくつもありますが、その中で姿が最も美しいと言われているのは「金山嶺長城」です。中央電視台のニュースの前に放映される長城の映像は、この金山嶺長城です。また、「写真愛好家の天国」とも言われています。夕暮れの金山嶺長城の写真を撮るために、午後にやってくる中国人がものすごく多いところです。

アーモンドの花の向こう、真ん中が東五眼楼 アーモンドの花の向こう、真ん中が東五眼楼

金山嶺長城に行く一番簡単な方法

金山嶺長城は、北京市内から約130キロ離れています。個人で行くとなると、バスの乗り換えが非常に面倒なのでおすすめしません。地下鉄13号線「望京西」駅に近い「金山嶺長城旅游班車」乗り場から朝8時発のツアーバスで行くのがオススメです。帰りは午後3時に金山嶺長城を出発し、望京西駅まで戻ってきます。前回、私もこのツアーバスで行き、金山嶺長城の美しさに感動して帰ってきました。でも、一つだけ心残りができてしまいました。時間切れで、東五眼楼に行けなかったことです。2回目の今回は、そのリベンジです。

一番高いところにある東五眼楼に行ってみよう!

東五眼楼は、金山嶺長城の最も高い場所にある楼閣です。金山嶺長城は起伏が大きいので、美しい姿を見られるのですが、東側のほうが西側より険しい分、見ごたえがあります。遥か彼方に見える東五眼楼に行こうとすると、帰りの時間が決まっているツアーバスだと、無理があります。というのもツアーバスは金山嶺正門駐車場が発着ポイントだからです。正門から金山嶺長城に入り、西側の長城を全く捨てて、東側だけに専念するのなら、なんとか間に合います。でも、こんなに遠い金山嶺長城まで来たのですから、東西ともに楽しみたいです。

金山嶺長城を無駄なく楽しむ方法

そのためには、東門から入場すればいいとわかっていました。正門は西側よりにあるので、東五眼楼まで行くと、同じ道を通って、正門まで戻らないといけません。東門から入ると、直接、東五眼楼まで登れます。そこから西側に向かって長城を歩けば、同じ道を通ることがないのです。しかし、ツアーバスのお客の中で東門でバスを降りる人はいません。外国人がたったひとりで東門で降りるって、相当、勇気が必要です。今回、運よく、ツアーバスの運転手さんが「東門で降りれば、金山嶺長城を全部見られるよ」とアドバイスしてくれました。全員がここで降りたので、私も気軽に降りることができました。金山嶺長城を無駄なく楽しむなら、絶対、東門で降りるのがおすすめです。