北京のアンティーク市場と言えば、あそこ

骨董やアンティークって、手を出すと危険なものです。私は「ガラクタから掘り出しものを絶対、見つけ出してやる!」といった、アンティーク好きでもないので、北京のその種の市場には、なかなか足が向きませんでした。日本で人気の料理研究家が、北京に行くと、必ずそのアンティークマーケットをのぞきに行くという記事も読んだことがあります。掘り出しものの食器がちらほらあるそうです。それでも「明や清代の食器が欲しいわけでもないしなあ」と背を向けてました。そこは「藩家園旧貨市場(パンジャーユエンジュウフオシージャン)」です。どういう風の吹き回しか、急に行きたくなり、行ってみました。

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地下鉄でもバスでも行きやすい藩家園旧貨市場

初めての藩家園旧貨市場の感想は、「もっと早く行っておけば良かった!」ってぐらい楽しいところでした。藩家園旧貨市場は地下鉄10号線「藩家園」駅にあります。674路のバスでも行けますよ。私はこのバスで行きましたが、意外なことに藩家園旧貨市場の周辺は団地です。団地が多い地区のど真ん中にあります。バスで近づいて行くと、急に路上でわずかばかりの古銭や翡翠を売る中年男性の姿が見えてきます。そろそろ、到着です。

藩家園旧貨市場で扱っているものとは?

藩家園旧貨市場は、屋根がある広場のようなところにあります。屋根の下は多くのブースに分かれており、扱っている商品もバラエティに富んでいます。意外なことに、ガラクタの中から掘り出し物の仏像や食器を探すといった骨董コーナーは少なく、アクセサリーが充実しています。翡翠、パワーストーン、ラピスラズリ、メノウなどなど。お土産にも使えそうな中国の少数民族の刺繍のバッグなどのコーナーもあります。人だかりができているのは、アクセサリーのパーツを売っているところです。民族衣装を着たチベット人の姿も多く、日本のインド雑貨屋で売っているようなアクセサリーを売っています。

藩家園旧貨市場は男性と女性、どっちが楽しめる?

地面に広げた古本の山を通りぬけると、お隣は筆やすずりといった書道グッズコーナーです。ここには、その場で彫ってくれるハンコ屋さんが並んでいます。干支や名前を彫った石のはんこは文句なしにかわいいです。藩家園旧貨市場って、骨董好きの中国人が集まる、かなり通な市場だと思っていたのに、旅行者でも楽しいところです。欧米人旅行者の間では、有名なのか、ここでは欧米人の姿が目につきました。私は、かなり安く水晶のブレスレットをゲットして気分良しです。藩家園旧貨市場って、男性よりも女性のほうが楽しめそうです。急に骨董コーナーが激減し、ツーリスティックになったとの声もありますが、ごちゃごちゃした雰囲気が好きな人なら楽しめますよ!