集客力なら北京ナンバー1「南鑼鼓巷」

南鑼鼓巷からやって来ると、ほっと一息。お客も少なめなので、のんびりマイペースで散策できます。これが「五道営(ウーダオイン)」胡同の魅力です。胡同とは、中国の北方の言い方で「路地」のことです。五道営は「南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)」についで、北京の人気観光地になっている胡同です。南鑼鼓巷は北京の中心部、故宮の北側にある南北1キロ程度の路地ですが、週末の午前10時頃には、観光客でいっぱいになります。人気の訳は、四合院造りの伝統家屋が並ぶ胡同に、かわいい雑貨屋さんやおしゃれなカフェが並んでいることにつきます。南鑼鼓巷ができるまで、北京にはこんな通りがなかったのです。

五道営胡同の西側入り口は、この壁が目印 五道営胡同の西側入り口は、この壁が目印

南鑼鼓巷に次ぐ新しい通り「五道営」

外国人旅行者を含め、中国全土から大型観光バスで押し寄せるおのぼりさんで、南鑼鼓巷はにぎやかになりすぎました。そうなると、南鑼鼓巷と同じような胡同に、個性的なお店が集まるようになった通りが現れました。それが五道営です。地下鉄2号線の「雍和宮」や「安定門」駅に近い五道営は、交通の便は抜群なのに、南鑼鼓巷とは比べようもないほどお客は少な目です。五道営は、かわいいお店もこじゃれたカフェも南鑼鼓巷のように密集していません。ポツン、ポツンとある感じです。そこがおのぼりさんのような観光客には不満かもしれません。

とりあえず五道営を歩いてみよう!

そのため、五道営にやってきているのは、南鑼鼓巷で見かける観光客より年齢層が高く、北京のおしゃれな人たちという感じがします。とりあえず五道営を地下鉄「雍和宮」駅側から歩いてみましょう。入り口にはスタバのようなカフェがあり、五道営胡同に入っていくと、日差しが気持ちよさそうなカフェ、隠れ家のようなカフェ、ギリシャ料理屋さん、こじゃれた文房具を売るお店などが現れます。猫カフェもあるんですよ。お店の間には「老北京(ラオベイジン)」と呼ばれる生粋の北京人が生活する民家も並んでいます。

五道営とあわせて行きたい「国子監」

南鑼鼓巷は、グループでワイワイと流行りのフローズンヨーグルトや日本のたこ焼きなどを食べながら歩くのが似合う通りです。それに比べて五道営は、カップルか少人数の友人とのんびりとカフェ巡りをするような通りです。五道営の南側には、「国子監(グオズジエン)」と呼ばれる落ち着いた通りもあります。こちらもお店は少な目ですが、少数精鋭ともいえるおしゃれな雑貨屋さんがそろっています。五道営とあわせて散策してみてはいかがですか? 北京に行ったとき、今時の北京も見たいけれど、観光客が多すぎる通りは苦手という人は、五道営がおすすめです。