日本人に人気の中国は、中国のどの地域?

中国は広すぎて、行ってみたいところや見たいものが、分散しています。日本人に人気の中国と言えば、四川省のパンダ、桂林のような水墨画の世界、雲南省の少数民族などなど。周荘や烏鎮のような水郷古鎮と呼ばれる、古い水郷の街も日本人に人気があります。水郷古鎮は、上海近郊に集まっています。どれも北京がある北方の文化や自然ではなくて、南方のものばかりです。それに比べて北京は中華人民共和国の首都なのに、少し人気がないようです。

798芸術区の中にある工場を利用したギャラリー。文革期のスローガンが残っている 798芸術区の中にある工場を利用したギャラリー。文革期のスローガンが残っている

新旧見どころにも流行あり! 最近の北京観光地事情

ただし中国の歴史に興味がある人なら、万里の長城や故宮博物院など、歴史遺産の宝庫のような北京は楽しいところです。それでも、北京の世界遺産クラスの観光地は、定番すぎるのか、最近は新しい観光地が出てきました。四合院造りの伝統家屋が並ぶ胡同(路地)におしゃれなお店が並ぶ「南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)」のようなところです。昔ながらの胡同を三輪車に乗って観光する胡同ツアーも人気があります。国営工場の跡地にギャラリーが集まっている「798芸術区」も新しい北京観光では、外せないところになりました。

それぞれ異なる顔を見せてくれる北京の観光地

北京って、歴史に触れられる世界遺産、新しさと古さが混在した南鑼鼓巷、現代中国美術がわかる798芸術区など、チョイス次第で様々な顔が見られるところです。万里の長城、故宮博物院、天壇公園などの世界遺産は数が多く、郊外に集中しているため、2日や3日ではとうてい見られません。新しいおしゃれな北京を知るために、外国人が集まる三里屯にも行くとすると、けっこう日にちがかかります。だから、春休みの学生旅行にぴったりです。興味があるところをじっくり回ってみるのは、どうですか?

生の中国を見ておくと、将来、得するかも!?

また、今後は生産地ではなく、マーケットとしての価値を期待されている中国です。働き始めると出張で訪れたり、中国に転勤なんてことも十分あり得ます。北京を実際に生で感じておくと、今後の仕事に役に立つ可能性は大です。その前に就職活動にも役立つかもしれません。春休みの学生旅行は、滞在型でじっくり北京を楽しんでみませんか!