現在、北京の故宮博物院は入場制限中!

前回、いったいいつ行ったのかも覚えていないぐらい前です。急に故宮博物院に行きたくなりました。台北のではなくて、北京のほうにです。北京の故宮博物院は、今年90周年を迎えます。その記念イベントとして、今まで未公開だった5つの地区が新しく公開されました。久しぶりともあって、今回は全く初めてのところに行く感覚で見学できそうです。故宮博物院に行く前日の夜、故宮博物院の中国語サイトを見ていると、思わず「えっ!」と声がでるぐらい私には良くないお知らせを見てしまいました。現在、1日の入場者を制限しているので、前日の23時30分までに予約が必要と書いているじゃないですか!

故宮博物院の北門にあたる神武門は、現在出口専用。この向かい側が景山公園 故宮博物院の北門にあたる神武門は、現在出口専用。この向かい側が景山公園

当日券はあるか、不安でいっぱいの故宮

故宮博物院の予約サイトと格闘しましたが、入場料の前払いがうまくいきません。外国人が予約を入れるのは、難しいようです。それで当日の朝8時半の開館前にやってきました。現在、故宮博物院はセキュリティーチェックがものすごく厳しくなっています。入場券売り場にたどり着く前に1回ありました。当日券を求める観光客も多く、8時半前だというのに長い行列がです。予約なしでも早い時間に入場券を求めれば、入れるようです。現在、故宮博物院は、入場券売場のすぐそばの午門が唯一の入場ゲートです。入場前にもう一度、セキュリティーチェックを受け、やっと入場できました。

故宮博物院開館90周年記念の展示とは?

午門がある雁翅楼では、90周年特別展のひとつが展示されています。「普天同慶、清代万寿盛典展」は幅44メートルもの絵巻です。康熙帝の長寿を祝うもので、皇帝の巡幸の様子が描かれています。広大な故宮博物院の中に入って、いきなり最初のところで特別展です。故宮博物院は、総面積72万平方メートル、途方もなく広大です。参観も半ばをすぎると、ヘトヘトです。前半に新しいところを見られるのは、ラッキーです。午門に近い武英殿でも90周年特別展「石渠宝笈」展が開かれています。宋元代の書画を中心に、未公開だった貴重な書画が見られました。

初公開された内廷の空間とは?

今まで見てきたのは、公式行事や儀式が執り行われて来た外朝の部分です。乾清門から先は、内廷と呼ばれる皇帝一家の居住空間です。90周年記念で初公開されたのは、西側の慈寧園、慈寧宮花園、寿康園です。お妃たちが暮らしていた場所で、まさに後宮です。その代りと言ってはなんですが、雍正帝以後8代の皇帝が暮らした養心殿は、現在修復中で参観できません。私は興味のない部分はすっとばし、メリハリつけて見たつもりですが、約5時間かかりました。もちろん、行ってよかったの満足感でいっぱいです。90周年記念イベントに湧く、故宮博物院に行ってみませんか!