何度行っても飽きることがない金山嶺長城

今日は、100%直通のツアーバスがあるはず。だから絶対、大丈夫! 北京市の地下鉄13号線「望京西」駅に近いバスターミナルの貼り紙を見た瞬間、思わず、呆然。私ほど運が悪い人って、いるかしら? このバスターミナルから世界遺産の金山嶺長城行きのバスが出ています。金山嶺長城は、いくつかある万里の長城の中で最も美しいと言われています。「長城の中の長城」と言われるだけあって、起伏に富んだ長城は突出した美しさです。あまりの美しさにすっかりはまってしまい、実は行くのは、今回で4回目です。初冬、春、初夏に行き、毎回、全く異なる金山嶺長城を楽しみました。こんなに惚れ込んでいる金山嶺長城ですが、行くたびにハラハラする困った問題があります。

金山嶺長城は、メジャーな八達嶺などに比べて、お客が少ないのでゆっくり見られます 金山嶺長城は、メジャーな八達嶺などに比べて、お客が少ないのでゆっくり見られます

金山嶺長城に行く方法は、2種類!

金山嶺長城は、北京から約130キロ離れた河北省承徳市漆平県にあります。望京西駅に近いバスターミナルから4月2日から11月15日までは、ツアーバスがあります。ただし、乗客が20名以下の場合は、ありません。期間以外や乗客が20名より少ない時は、漆平行きのバスで高速道路の「金山嶺長城服務区」に行き、金山嶺長城の真ん前まで行くシャトルバスに乗り換えます。とにかく面倒。北京から金山嶺長城までノンストップのツアーバスで行きたいです。漆平行きバスに乗った場合、帰りもシャトルバスに乗って、金山嶺服務区に戻り、承徳からやってくる北京行きのバスを待ちます。ここで恐ろしい問題にしばしば遭遇します。北京に戻るバスが満席や満席に近い場合、乗れなかったり、待っているお客のうち数名しかバスに乗れないのです。

地下鉄13号線「望京西」駅B出口のすぐそばにある金山嶺長城行きのバスターミナル 地下鉄13号線「望京西」駅B出口のすぐそばにある金山嶺長城行きのバスターミナル

絶対、あるはずのツアーバスが出なかった理由

2017年、私が、金山嶺長城を目指したのは、4月22日の土曜日です。お天気も良く、しかも土曜日。金山嶺長城に行く旅行者が20名を下回る可能性は、ほぼゼロ! 意気揚々と望京西のバスターミナルに行ったのに、貼り紙に打ちのめされました。「4月20日から金山嶺長城の道路工事のため、直通のツアーバスは休止」。今回もまた、漆平行きのバスで金山嶺長城に行くことになりました。北京から金山嶺服務区までは、約2時間です。金山嶺長城行きの無料シャトルバスは、1日4便です。北京を8時頃出発したバスは、10時発のシャトルバスに接続します。少しばかり遅れても待っていてくれるようなので、行きは安心です。問題は、帰りです。

金山嶺服務区と金山嶺長城を結ぶ無料シャトルバス。目立たないので、探すこともあります 金山嶺服務区と金山嶺長城を結ぶ無料シャトルバス。目立たないので、探すこともあります

漆平行きのバスで行くと、ハラハラドキドキする理由

金山嶺長城を東門から入り、最も高い位置にある東五眼楼から西五眼楼を歩くとすると、健脚でも3時間ぐらいはかかります。金山嶺長城発のシャトルバスは、午後3時発が最終バスです。日本人的感覚なら午後3時前には、すでにシャトルバスが待っていると思いません? でも、来ていません。金山嶺長城のインフォメーションに何度も何度も確認に行き、3時をだいぶすぎてからやってきます。これだけでもドキドキです。さらに金山嶺服務区で北京行きのバスに席がないと言われた時には、泣きたい気分。北京から130キロも離れた場所に放り出され、次のバスも席がないかもしれない。しかも午後5時半頃が最終。それでも私は、毎回無事に北京に戻ってきています。だから何とかなるのでしょう。でも、できるならツアーバスで何の心配もなく、行きたいものです。次回こそツアーバスで行くぞ!

欧米人旅行者が多かった金山嶺長城ですが、最近は、中国人も増えてきました。自家用車でやってくる人がほとんどです 欧米人旅行者が多かった金山嶺長城ですが、最近は、中国人も増えてきました。自家用車でやってくる人がほとんどです