2018年3月、初めて中国の最高学府、北京大学に行って来ました!

「ここが中国の最高学府! さすがに学生たちは、どの子もみんな優秀そう!」。いや、「優秀そう」ではなくて本当に優秀なんだと思います。東京大学は、東京を訪れる中国人観光客に人気の見学スポットです。私も中国の最高学府の一つである北京大学には、興味があります。そんなわけで2018年3月、北京大学に行ってきました。北京大学は、北京市の西北部に位置する海ディエン(さんずいに定)区にあります。西北部にある史跡と言えば、世界遺産の頤和園と円明園ですが、北京大学は、どちらにも非常に近い場所です。北京大学へは、地下鉄4号線に乗って、「北京大学東門」駅で降りれば、大学はもう目の前です。

北京大学構内の「未名湖」の国家重点(重要)文化財の石碑 北京大学構内の「未名湖」の国家重点(重要)文化財の石碑

北京大学で必ず、見ておきたい「未名湖」

北京大学には、東門、東南門、西門といくつか門がありますが、一番入りやすいのは、東門です。「謝絶参観」の看板が上がっていますが、外国人の場合、入り口でパスポートを見せたら、中にいれてもらえるようです。私もすんなり通過! 中国の最高学府をのぞき見に来た私には、何をみても新鮮ですが、大学構内には、いくつかの見学スポットがあります。その一つが「未名湖区」です。北京大学は、四川大学などと比べるとこじんまりしています。東門から徒歩10分ほどで未名湖に到着。未名湖区は、国家重点文化財の認定を受けています。もともとは円明園の一部分の淑春園跡地です。円明園は、清朝の皇帝の離宮でしたが、1860年アロー戦争の際、英仏軍の徹底的な破壊と略奪を受け、廃墟と化したところです。

未名湖の湖畔に立つ博雅塔は、1924年に通州の燃灯仏舎利塔を模倣して建てられたもの 未名湖の湖畔に立つ博雅塔は、1924年に通州の燃灯仏舎利塔を模倣して建てられたもの

西門に近い「賽克勒考古与芸術博物館」に行こう!

北京大学構内の西部には、1993年5月に開館した「賽克勒考古与芸術博物館」があります。考古学をテーマとした博物館でアメリカ人のザックラー博士との共同で建てられたものなので、博士の名前がつけられています。広くはないですが、テーマを絞った非常にいい博物館です。私が訪れた時は、「もう一つの世界の想像『大同沙嶺7号北魏墓壁画与雲崗石窟芸術』」と言う特別展が開かれていました。北京の西側の山西省大同で発見された北魏時代の貴族のお墓から出てきた埋葬品と世界遺産の雲崗石窟の展示です。発掘の様子に加え、沙嶺7号墓内の壁画も詳しく紹介され、北魏(386〜534)の文化のすばらしさが感じられました。

博物館の入り口。北京大学と言う権威があるせいか、展示物も非常に価値が高いものが多い 博物館の入り口。北京大学と言う権威があるせいか、展示物も非常に価値が高いものが多い

北京大学に行くなら東門を目指そう!

博物館を見学後、西門に出れば、構内の散策は終了です。1926年に建設された西門は、現代的な東門と違い、頤和園の東門に似ていると言われる中国らしい門です。日本の報道番組で中国の大学の合格発表を報道する時などで北京大学を紹介する映像では、必ず西門の様子が撮られます。門の両脇に大きな獅子像がある西門は、雰囲気は抜群にいいのですが、西門から入ろうとすると、パスポートを見せても、「謝絶参観と書かれているのが、わからんのか!」と立ち入り禁止です。こんなに厳しいのは、私が訪れたのは、ちょうど中国の国会に当たる「全人代」が行われている時期だったことも関係があるかもしれません。西門ではなく、東門から入って、中国の最高学府の中を散策してみませんか!

北京大学西門。門前で写真を撮る人も多く、最も警備が厳しいのは西門かもしれない 北京大学西門。門前で写真を撮る人も多く、最も警備が厳しいのは西門かもしれない