シルクロードファンにおすすめの京和号

2018年6月24日、中国のニュースサイト「今日頭条」を見ていると、「2018年最初の『京和号』旅游列車が北京を出発!」と言う記事を発見! 「京和号」とは、北京の京、新疆ウイグル自治区の和田の和を名前にした列車です。新疆ウイグル自治区は、中国の最も西に位置しています。陝西省西安から始まるシルクロードの途中でもあり、一番シルクロードらしさが感じられるところです。京和号は、北京西駅を出発し、16日間かけて、張掖、敦煌、トルファン、コルラ、カシュガル、和田をまわるというもの。日程の中に大都市の西安とウルムチが含まれていないところがなんとも通っぽい。まさにシルクロードの一番の見どころをかけめぐる、シルクロード列車です。

北京西駅は、北京と中国西部を結ぶ鉄道駅。2018年の京和号は、8月4日と9月13日が予定されている 北京西駅は、北京と中国西部を結ぶ鉄道駅。2018年の京和号は、8月4日と9月13日が予定されている

京和号のチケットは、いったいどこで買える?

中国の検索サイト「百度」で京和号を調べてみると、今年でもう4年目でした。中国政府が推し進める「一帯一路」政策にも関係があるようで、2015年に始まり、毎年6月から8月に3本出ていました。4年間であわせて約3500人が参加したという夏の人気列車です。シルクロード好きの日本人なら、鉄道でシルクロードをまわると言うのは、なかなかかなわない夢のひとつ。できるなら乗ってみたい列車です。駅の窓口で切符が買えるのか、調べてみると、ツアー列車なので駅の窓口や切符の予約サイトでは買えません。取り扱っているのは、中国鉄道旅行社と言う大手旅行社です。

シルクロードの古都、カシュガルの旧市街も観光する シルクロードの古都、カシュガルの旧市街も観光する

とにかく充実! 京和号の2017年のツアー

2017年のものですが、ツアーの内容がネット上で詳しく紹介されていました。北京西駅を午後2時40分に出発した列車は、3日目の朝、敦煌に到着。世界遺産の莫高窟、鳴沙山、月牙泉を観光。4日目にカシュガルに向けて出発。5日目はまるまる車中。6日目にカシュガル着。エイティガール寺院や皇妃墓を観光。7日に和田着。バザール、1300年以上の樹齢がある胡桃の木を見るなど、和田近郊も含めて、じっくり観光。京和号なので和田観光がメインなのです。9日の午後、コルラに向けて出発。10日目にコルラ着。タクラマカン砂漠を見学するなどし、11日目は、トルファン着。トルファンは、火焔山、交河故城、葡萄溝など見どころが多いところ、まる2日かけて観光。12日午後11時すぎの列車で張掖へ。

今もシルクロードらしさが色濃く残っている和田の大バザール 今もシルクロードらしさが色濃く残っている和田の大バザール

今、シルクロードで一番人気の観光地とは?

13日目の午後4時すぎ張掖着。張掖は、旅行者が爆発的に増えている都市です。その理由は、丹霞地質公園です。七色をした不思議な大地を見に世界中から観光客が訪れています。14日目に丹霞地質公園を見学後、大仏寺を訪れたら観光は終了。午後4時22分の列車で北京西駅に向かいます。15日目の午後22時半頃、北京西駅着。本当に充実の内容です。さて、気になるツアーのお値段は、ホテル、全食事、入場料を含めて5980元。日本円に直して約10万円! この内容で10万円はお得! 2018年度もツアーの内容はほとんど同じはずですが、16日間5280元と9万円を切りました。問題は、このツアーに外国人が参加できるかどうか。訪れるのは全て外国人に開放された都市ですが、外国人の参加可能かについては、どこにも説明なし。誰か教えて! シルクロード列車の旅は、日本のシルクロードファンにはグッドニュース?

張掖の丹霞地質公園。雨があがった後が縞模様が綺麗に見えると言われている 張掖の丹霞地質公園。雨があがった後が縞模様が綺麗に見えると言われている