最高学府の学生はとっても親切!

「今時の最高学府の学生は、見た目もかわいくて、親切!」と感動して来ました。2018年3月、私が見学しに行ったのは、北京の清華大学です。文系のトップは北京大学ですが、理系のトップは清華大学です。中国の大学と言えば、キャンパスがめちゃくちゃ広いのが特徴。徒歩での移動はきつい。そこで中国らしく、スマホでQRコードを読み込んで借りられる自転車に乗ることにしました。私は、専用のアプリをダウンロードしてないので、清華大学の学生に代わりに借りてもらうことにしました。学生に声をかけ、事情を話すと、即、借りてくれました。しかも代金を払うと言っても「困った時はお互いさまですから」と言って、受け取ってくれません。「なんて親切なの!」。すっかり清華大学が好きになってしまいました。

清華大学の東門。地下鉄13号線「五道口」駅か15号線「清華東路西口」駅で下車 清華大学の東門。地下鉄13号線「五道口」駅か15号線「清華東路西口」駅で下車

セキュリティチェックが厳しい北京の大学

私が清華大学にやって来たのは、キャンパス内にある美術博物館を見るためです。セキュリティチェックが厳しい北京の大学ですが、清華大学の場合は、美術博物館を開放しています。そのため外国人旅行者でも比較的入りやすいのです(状況によって変更される可能性あり)。門で「美術博物館に行く」と言えば、中に入れてもらえます。美術博物館を見学後、清華大学構内を見学することにしました。中国を代表する有名大学は、中国の近代歴史遺産の宝庫です。清華大学も例外ではありません。なんと言っても清華大学は、清朝の康熙帝の時代に建てられた熙春園が始まりです。

新しい建築物もデザインがおもしろくて、見ごたえあり 新しい建築物もデザインがおもしろくて、見ごたえあり

清朝時代に始まった清華大学の歴史

清華大学のキャンパスには、新しい校舎と「早期建築」があります。「早期建築」は、中国の国家文物保護単位に指定されています。これは、国家文化遺産のことです。康熙帝の時代に建てられた熙春園は、道光帝の時に二つに分けられます。その東の部分は、後に清華園と呼ばれるようになりました。清朝末期の光緒帝の1908年になると、清華園は、米国留学する生徒のための予備校になり、清華学堂と改名されました。辛亥革命後、さらに改名され、清華学校となりました。この清華大学の初期の頃の建築物は、現在も使われており、自転車を借りれば、簡単に見てまわることができます。

早期建築の中で「清華学堂」と名前がついている建物。内部も見たいが、中に入れるのは清華大学の学生のみ 早期建築の中で「清華学堂」と名前がついている建物。内部も見たいが、中に入れるのは清華大学の学生のみ

キャンパス内の早期建築巡りをしてみよう!

清華大学の早期建築は、美術博物館とは逆の方角に集まっています。中国らしからぬ外観のものも混じっており、モダンな雰囲気にびっくりです。中国の東北地方に残っている日本が建てた欧風建築にも似ている気がします。早期建築の中でも工字庁と古月堂(どちらも未開放)、中国の伝統建築である四合院造りです。しかし、芝生の広場に面した清華学堂は、ドイツのクラシック建築を採用しただけあって、中国風ではありません。なんだかヨーロッパの大学にいるような気分になりました。清華大学の美術博物館に行くまでは、清華大学にこんなに歴史建造物が残っているなんて知りませんでした。中国の近代建築や史跡に興味がある人におすすめです。キャンパスで自転車を借りて、早期建築巡りをしてみませんか!

「清華園」と書かれた門。清華大学を訪れた人が必ず写真を撮る人気ポイント 「清華園」と書かれた門。清華大学を訪れた人が必ず写真を撮る人気ポイント