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海外旅行中国編2019/おすすめ! 八達陵に行ったら、ついでに寄ってみたいチャー道古城


掲載日:2019/04/05 テーマ:観光地・名所 行き先: 中国 / 北京

タグ: 一度は行きたい 史跡 世界遺産 歴史


これが本当の長城! 「野長城」とは?

八達嶺に近いチャー道古城の城壁から見える野長城 八達嶺に近いチャー道古城の城壁から見える野長城

「もう少し早く来たかった。そうすればありのままの長城の姿を見られたのに」。2018年9月、久しぶりに訪れた八達嶺のそばでこんな風に思ってしまいました。世界遺産の万里の長城には、八達嶺、居庸関、慕田峪、金山嶺など、いくつか有名な見どころがあります。最も早くに外国人旅行者に開放され、一番知名度が高いのが八達嶺です。今回、私が見たかったのは、八達嶺から近い、荒れるにまかせた長城です。こんな長城のことを中国では「野長城」と呼びます。有名な長城はどこも整備修復されています。もちろん美しいのですが、荒れ果てた長城には、悠久の歴史を感じさせる迫力があります。こんな野長城を見たかったですが、もう修復されていました。

八達嶺のそばにあるチャー道古城

世界遺産の八達嶺。旅行者が多すぎて、最近は外国人旅行者から敬遠されている。しかし、行きやすく、長城らしい雄大な景色が見られるので、できれば週末をはずして行きたい。 世界遺産の八達嶺。旅行者が多すぎて、最近は外国人旅行者から敬遠されている。しかし、行きやすく、長城らしい雄大な景色が見られるので、できれば週末をはずして行きたい。

私がやって来たのは、鉄道の八達嶺駅から徒歩数分の場所にあるチャー(分の下に山)道古城です。八達嶺駅で降り、高架を過ぎると、すぐ左手にチャー道古城が見えてきます。「チャー道雄関」と書かれた立派な城門がチャー道古城の入り口です。「チャー」と言う漢字は日本にはない漢字ですが、分かれていると言う意味です。漢字が意味する通り、チャー道古城は、三叉路に位置しています。そのため古くは、「三叉口」とも呼ばれていました。チャー道古城が建築されたのは、明代の成化9(1473)年です。その後、明代の嘉靖30(1551)年、隆慶5(1571)年の修復の際、煉瓦造りの城壁で周囲を取り囲みました。現在もその一部が残っています。

中国でも珍しい形をしたチャー道古城

チャー道古城の東にある城門。チャー道古城は、八達嶺駅で降り、八達嶺とは逆の方向に徒歩5分ほどで到着 チャー道古城の東にある城門。チャー道古城は、八達嶺駅で降り、八達嶺とは逆の方向に徒歩5分ほどで到着

城門から中に入り、まずは城壁に登ってみましょう! 高さ約8.5メートルの城壁からは、かなり修復された古城が見えます。東西約510メートル、南北約185メートルの古城は、中国でも珍しい船形をしていると言われています。城壁から東の方角には、八達嶺が見えます。八達嶺との近さからして、チャー道古城は、八達嶺の警備兵の村だったのでしょう。北の方角には、小高い丘があります。丘の中央の地肌がむき出しになり、その先には崩れかけた土手のようなものが見えます。これが野長城です。どこまでも野長城が続く場所は、特に寒い季節に行き、急に天候が変ったりすると、遭難の危険があります。チャー道古城のように野長城を簡単に見られる場所はなかなか珍しいのです。

チャー道古城から見る野長城

野長城の真ん中あたりが修復されている。チャー道古城へは、徳勝門より877路か919路バスで八達嶺。そこから八達嶺駅まで徒歩約30分 野長城の真ん中あたりが修復されている。チャー道古城へは、徳勝門より877路か919路バスで八達嶺。そこから八達嶺駅まで徒歩約30分

チャー道古城の城壁の上から見た野長城は、なんだか不自然でした。むき出しになった地肌は凸凹しているはずですが、一部が妙に真っ平。一足遅かったようで、修復されてしまったようです。修復中なのか、ビニールシートのようなものまで見えます。もう少し早ければ、本当の野長城が見られたのですが…。しかし、まだ城壁の周囲には、崩れかけたぼろぼろの長城らしきものが、わずかながら残っています。北京に通じる交通の要衝にあるチャー道古城には、明の永楽帝、清の康熙帝、光緒帝、西太后も訪れた村です。今は世界遺産の八達嶺のハズレにある寂しい古城ですが、かつては皇帝も訪れるほど栄えた村です。八達嶺に行った時は、チャー道古城にも足をのばしてみませんか!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/04/05)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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