page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
たびナレ 旅に行きたくなる!海外旅行に役立つナレッジ満載
RSS

役立つ海外旅行ナレッジ

海外旅行中国編2019/おすすめ! 秘伝の仏教音楽が聴ける北京の智化寺に行ってみよう!


掲載日:2019/04/12 テーマ:観光地・名所 行き先: 中国 / 北京

タグ: ロマン 音楽 寺院 素晴らしい 歴史


明代の木造建築が完全に残っている智化寺

智化寺(東城区禄米倉胡同5号、010−65253670、月曜閉館)。地下鉄1,2号線「建国門」下車 智化寺(東城区禄米倉胡同5号、010−65253670、月曜閉館)。地下鉄1,2号線「建国門」下車

500年以上も昔の明代に建てられた木造のお寺が、こんなにも完全に残っているなんて、本当に素晴らしい! このお寺は、智化寺と言い、北京中心部の禄米倉胡同に建っています。智化寺は、明代の正統8(1443)年に明の英宗に使えた王振の家廟として創建されました。後に報恩智化寺と言う名前を賜り、仏教寺院となりました。禄米倉胡同の「胡同(フートン)」とは、路地と言う意味です。北京の下町の禄米倉胡同を一番東まで進むと、智化寺が現れます。にぎやかな下町から雰囲気ががらっと変ります。明代の建築物となると、経て来た年月の重みが加わるのか、山門からして重厚さが半端じゃありません。

北京中心部の下町の中にある大寺院

如来殿にある三尊の仏像。中央が釈迦牟尼佛、右が大梵天、左が帝釈天 如来殿にある三尊の仏像。中央が釈迦牟尼佛、右が大梵天、左が帝釈天

智化寺は、北京市内に残る最大の明代建築の一つと言われています。左右の一対の獅子像がある山門から中に入ると、鐘鼓楼、智化門、智化殿、万佛閣、大悲殿と続きます。四合院造りの伝統家屋が詰まっている胡同に、こんなに大きな寺院があったことにびっくりです。1階が如来殿、2階が万佛閣となっている建物には、釈迦牟尼佛、大梵天、帝釈天が並んでいます。細かな模様の衣装、全体のくすんだ色合い、穏やかな表情が素敵な仏像です。三尊の仏像の奥には、9000以上とも言われる小さな仏像が壁一面に並んでいます。私は、これだけでかなり満足なのですが、智化寺が知られているのは、これだけではありません。

「中国音楽の生きている化石」と呼ばれる理由

三尊の仏像が祀られている如来殿 三尊の仏像が祀られている如来殿

智化寺と言えば、仏教音楽で知られています。こちらのほうが明代の建築群や仏像よりも有名かもしれません。明代初年の規定によると、禅寺では、13歳に満たない門徒が楽僧に選ばれると、7年も厳しい音楽の修業を積まなければなりませんでした。この修業によって楽僧は、仏教音楽を智化寺に伝えました。また、智化寺を築いた王振は、自分の地位を利用して宮廷音楽を智化寺に持ち込みました。宮廷音楽も仏教音楽もどちらも閉ざされた世界で、口伝でのみ伝えられ、今日に至っています。そのため智化寺に伝わっている音楽は、「中国音楽の生きている化石」と呼ばれています。

智化寺でお坊さんによる生演奏を聴いてみよう!

智化殿の中にある繊細な木彫も素晴らしい。その上には隠れた仏様の姿もある 智化殿の中にある繊細な木彫も素晴らしい。その上には隠れた仏様の姿もある

私が智化寺を訪れたのは、ちょうど午後3時前。智化寺では、1日2回、午前10時と午後3時にお坊さんによる秘伝の音楽の生演奏を聴くことができます。この時間が近づくと、がらんとした境内が一気に活気ずきます。宮廷音楽と仏教音楽の融合(?)ともいえる音楽は、日本の笙に似た笛や縦笛、横笛、銅鑼などの楽器で演奏されました。ゆったりと厳かでしたが、華やかさも感じます。やはり宮廷音楽の影響も大きいのでしょう。智化寺では、明代の木造建築を見るだけでなく、秘伝の仏教音楽の生演奏を聴くのがおすすめ! 演奏が始まる午前10時か午後3時前に行きましょう!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/04/12)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索