中国の安宿を代表するお宿と言えば・・

円安が続き、1泊1200円時代がやってきました。かつての安い時代を知っているだけに、1200円でも高いと感じているのに、どうやら1泊1600円時代がやってきそうです。そうなると、1泊2000円時代ももう見えてきました。これは「中国国際青年旅舎」と呼ばれるユースホステルのドミトリー1泊の料金です。中国では安全に泊まれる安宿と言えば、断然、ユースホステルです。中国のユースホステルは、場所も良く、設備が整い、ほどよく清潔で、スタッフも親切と文句なしです。北京、上海、陝西省西安のような大都市でもドミトリーが1泊60元(約1200円)、ツインが170元(約3400円)と、お手軽な値段が魅力でした。

中国の安宿が1泊2000円時代に突入! これで日本に外国人旅行者が増えるかも! 中国の安宿が1泊2000円時代に突入! これで日本に外国人旅行者が増えるかも!

アジアの安宿事情が変わると、中国の安宿も変わった?

台湾、韓国を除いて、中国、タイ、ベトナムは宿代が安いイメージがありました。台湾や韓国の安宿は1泊3000円ぐらいからでしたが、他の国は1000円台、もしくは1000円以下で泊まれました。しかし、タイのバンコクは小さなゲストハウスが減り、大型化されると共に高級化も進みました。エアコン付き、ホットシャワー付きが当たり前になり、ぐっと宿代があがりました。ゲストハウスというよりもホテルになったので、値上がりは仕方がありません。タイのように宿の形態そのものが変わった訳でもないのに、最近、中国の安宿の代名詞、ユースホステルに変化が起きました。

中国の安宿の最低価格はどうなるの?

2014年になって上海や北京のユースホステルの中には、ドミトリーが1泊80元(約1600円)のところが出てきました。河南省洛陽や開封など地方都市のユースホステルでもドミトリーは1泊50元(約1000円)ぐらいです。いつまでも上海や北京のドミトリーが60元のままではないだろうと覚悟はありましたが、とうとうその日が来てしまいました。こうなると1泊2000円時代も射程距離です。現在、外国人旅行者に人気の京都の安宿は1泊2500円です。もう日本と中国の宿代はあまりかわりません。

日本にやってくる外国人旅行者が増える!

中国を旅行していると、インド、タイ、ベトナムなどの国をまわり、できる限り陸路で国境越えをしている欧米人旅行者に会います。10年以上前なら、アジア横断中の欧米人旅行者から「上海から(自分の)国に帰るよ。日本は物価が高いから行かない」とよく、言われたものです。中国まではしっかり観光するのに、日本はパスなのです。これは日本人としては寂しいです。中国のドミトリーに1泊2000円時代が来れば、アジア横断の途中で日本までやって来る外国人旅行者も増えるに違いありません。しかし、中国のドミトリーが1泊2000円時代に突入するのは、中国好きの旅行者には厳しいの一言です。