欧米人旅行者に人気が高い三里屯とは?

安宿を探しをする時、あなたが一番重要視するものは何ですか? 私の場合、交通の便が良いところです。今、北京には、外国人も泊まることができる安宿が、いったい何軒あるんだろうと思ってしまうほど出来ています。「国際青年旅舎」と呼ばれるユースホステルが中心ですが、ユースホステル協会に属していない安宿も少なくありません。とにかく軒数が多く、散らばっているので、いったいどこに泊まればいいのか、迷ってしまいます。北京中心部に近い三里屯には、外国人でも特に欧米人が多く住んでいます。付近にはバーも多く、三里屯にあるユースホステルは、特に欧米人に人気が高いお宿です。そのかわりユースホステルの建物は、いたって普通。これといった特徴はありません。

大柵欄の掌扇胡同にある糧倉国際青年旅舎。2017年5月現在、まだ、新しいお宿なのに人気が高い 大柵欄の掌扇胡同にある糧倉国際青年旅舎。2017年5月現在、まだ、新しいお宿なのに人気が高い

人気スポットならどこにでもある国際青年旅舎

紫禁城に比較的近い場所にある南鑼鼓巷は、四合院造りの伝統家屋が並ぶ胡同です。胡同とは、路地のことで南鑼鼓巷は、カフェや雑貨屋さんが並ぶにぎやかな通りです。ここにも北平国際青年旅舎があります。南鑼鼓巷という人気スポットにあり、伝統家屋に泊まれるのは、外国人にとっても中国人の若者にとっても魅力的です。ただ、南鑼鼓巷は、あまりにも観光客が多いので、そこに泊まるのは、騒々しいと感じる人も多そうです。私の場合、早朝の便で日本に帰る時は、空港バス乗り場まで徒歩で行けることがお宿探しの条件でした。こんな条件がないなら北京中心部の前門や大柵欄エリアでお宿探しをしてみませんか!

南鑼鼓巷の北平国際青年旅館は、緑が多いナチュラルな雰囲気です 南鑼鼓巷の北平国際青年旅館は、緑が多いナチュラルな雰囲気です

前門や大柵欄に宿泊施設が多い理由

北京のど真ん中、天安門広場の南に位置する前門は、清代から北京の玄関のようなところです。地方からやってきた人々が、前門付近で宿や食事をとったので、大柵欄という繁華街が生まれました。歴史的に宿泊施設が多い場所なのですが、今も続々と宿泊施設、しかも安宿がオープンしています。大柵欄の西側、鉄樹斜街沿いにある遠東国際青年旅舎やレオホステルは、今や老舗格です。人気が高いのは、レオホステルが経営している上林青年旅舎です。清代末期から民国時代にかけて、高級妓楼が数多くあった陝西巷にあり、かつての妓楼がそのまま安宿になっています。中庭を取り囲むように小さな部屋が並ぶ妓楼に泊まれるのは、上林青年旅舎だけです。

ライトアップされると妓楼の雰囲気そのままの上林青年旅館 ライトアップされると妓楼の雰囲気そのままの上林青年旅館

新しいお宿が続々とオープンする前門と大柵欄エリア

鉄樹斜街を歩いていると、多くの欧米人旅行者が上林青年旅舎がある陝西巷に吸い込まれていくのがわかります。そうなると、周辺に安宿が増えてきました。四合院造りの伝統家屋を利用した京一食賓館や民国時代の建物に泊まれる糧倉国際青年旅舎などです。前門や大柵欄エリアは、北京で今、一番人気がある安宿街になっているのかもしれません。現在は、ユースホステルではない安宿でもブッキングコムやホステルワールドなどの予約サイトから予約するのが主流です。お宿に直接行く人はいまでは少数派ですが、多くの安宿が集まっている前門と大柵欄は、満員の時でもお宿が探しが楽ですよ。次の北京、どのあたりに泊まるのか決めていないなら、前門と大柵欄エリアがおすすめですよ!

前門、大柵欄周辺に泊まると、北京の下町の雰囲気も楽しめますよ 前門、大柵欄周辺に泊まると、北京の下町の雰囲気も楽しめますよ