外国人には予測不能! 中国の汽車の切符事情

「全然、汽車の切符がとれなくて、もうどうしたらいいのわかりません・・・」、「5日先の切符がやっととれました。それまで、ここにいることになってしまいました」。こんな風に困り果てた日本人旅行者に北京駅でよく会います。大型連休だから、今まで行けなかった中国の都市を一気にまわりたい!でも、日本から北京に着いて、早速、切符の手配をしたのに、全く予想もしなかった展開が待っていたんだと思います。中国の汽車の切符事情は、なかなか外国人旅行者には読めません。日本でも大型連休になるゴールデンウイークは、中国でも「黄金週」と呼ばれています。日本ほど長い休みではありませんが、それでも旅行する人がぐ〜っと増える時期です。

大型連休だからこそ欲張っちゃダメ! 中国の旅行事情 大型連休だからこそ欲張っちゃダメ! 中国の旅行事情

中国人の大移動時期と重なると悲惨

中国では10月1日の国慶節も中国人旅行者の大移動時期です。季節もいいので、大型連休にして、人気の四川省や雲南省に旅立っていきます。そうなると、飛行機や汽車のチケット、ユースホステルの予約が全く、とれません。中国人旅行者だけでいっぱいなので、直近になってから申し込む外国人旅行者の分なんて、ある訳ないのです。大型連休に当たる黄金週、国慶節などのユースホステルの予約は2か月ぐらい前でないと、到底とれないそうです。と、なると、日本人旅行者はいったいどうしたらいいの?

安くて時間を有効に使える夜行列車は最難関

とにかく最大の問題は鉄道です。鉄道の旅って、どこかロマンがあります。大型連休だから中国大陸を列車でまわりたい旅行者がいます。夜行列車ならホテル代も時間も節約できて、朝、目覚めると目的地についている。飛行機や高速バスよりもずっと安いので、便利な夜行列車のチケットを買うのは、ほぼ100%無理。このプランは捨てましょう。中国人の大型連休と重なる時期は、飛行機も割引がほとんどなく、高いけれど、我慢して飛行機! ただし中国の国内線は年がら年中遅れているので、数時間の遅れは覚悟してください。

切符がとれない憂鬱から解放される唯一の方法

一番のおすすめは、大型連休だからといって、距離が離れた都市を何か所も回る計画を立てないことです。たとえば、中国の古都、陝西省の西安なら同じく古都の河南省の洛陽に行くのも楽です。汽車で5時間程度です。これならバスの本数も多いですし、汽車のハードシートでもなんとか我慢できます。無座も覚悟してくださいね。とにかく面白そうな大都市までの飛行機のチケットを日本からおさえる。その後は、大型の移動はなしで、周辺の興味があるところをじっくり攻めてみる。これが一番、金銭的にも精神的にも楽です。切符がとれないイライラとウツウツって本当につらいんですよ。