北京でどんどん増殖中の赤と白の自転車

北京に行くたびに目にする赤と白のちょっとおしゃれな自転車。2016年5月の北京では、ますます数が増え、北京市内中心部なら至るところに借りる場所ができていました。この赤と白の自転車は貸し自転車です。「北京公共自転車」と言われ、低料金で借りて、好きな場所に返せるという便利なものです。ネットで借りられる場所を検索してみました。市内の東城区の地図が真っ赤になるほど、借りられる場所が増えていました。今、中国では全国的に「公共自転車」を取り入れる都市が増えてきています。南部の江蘇省の蘇州や南京、内陸部の古都西安など、全国185の都市に広がっているそうです。その中には、なんとチベット自治区のラサも含まれています。

タイヤの空気が抜けていたり、パンクしている自転車は見かけない。かなりしっかり管理されている。 タイヤの空気が抜けていたり、パンクしている自転車は見かけない。かなりしっかり管理されている。

北京公共自転車は外国人でも利用はオッケー?

ああ、この北京公共自転車に乗れたらなあ。もっと便利に観光できるのに。この北京公共自転車は、外国人でも利用できますが、長期滞在している外国人しか利用できません。北京公共自転車を借りる時には「Cカード」と呼ばれるチャージできるカードが必要です。外国人旅行者でも利用できる北京市内の地下鉄やバスを割引カード、「イーカートン」と違い、Cカードを作る時には、外国人居留証や学生証が必要なのです。そういうわけで北京駐在員や留学生しか利用できませんが、一応、説明しますね。

北京公共自転車の乗るために必要な「Cカード」

外国人が利用しやすい手続き場所は、地下鉄の「天壇東門」か「東直門」です。ここにある窓口にパスポート、居留証などの身分証明証を持って行き、デポジットの200元(約3200円)を払えば、Cカードの手続き終了です。あとは、好きな場所で北京公共自転車を借り、好きな場所に返すことができます。使用料は最初の1時間は無料。その後1時間につきたった1元(約16円)! 1日の最高額は10元(約160円)です。朝6時から夜12時まで好きな時間に利用できるので、こんな便利なものはありません。

北京公共自転車を借りて、返す場所に設置されている機械。 北京公共自転車を借りて、返す場所に設置されている機械。

自転車は長期滞在の必需品だけど、リスクも高い!

私が北京や四川省の成都に留学していた10年前もそうでしたが、中国では、自転車を盗まれることが珍しくありません。盗まれないようにわざと中古のボロボロの自転車を買う人がいるほどです。自転車は、長期滞在の必需品ですが、駐輪所に見張りの係りがいる場所でないと不安で止められません。でも、北京公共自転車なら、必要な時しか乗らないので、盗られる心配は少なめです。2016年4月の青年網(青年ネット)によると、うっかりミスで盗まれた場合、弁償代として1070元(約17120円)を支払わされるそうです。それでも、便利です。北京に留学や長期滞在する予定の人は、北京公共自転車を使ってみませんか!