北京に雲南料理ブーム到来!

 中国4大料理と言えば四川、広東、山東、江蘇料理。しかし省の数だけ、特色あるその地方料理があるとも言えます。なかでも雲南料理と言えば、「橋過米線」は突出して有名ですが、それ以外は雲南人以外はすぐ答えられないような、どちらかと言えばマイナーな料理でした。それが昨年から北京でとても流行っているのです。流行の料理や小吃がめまぐるしく変わる北京なので、雲南料理ブームがやってきたのは実は初めてではありませんが、今回の雲南料理はかつてのブームとは少し違うのです。

北京で大流行!雲南料理は中国のエスニック料理 北京で大流行!雲南料理は中国のエスニック料理

中央民族大学の周辺は少数民族料理のレストランがいっぱい

党で活躍する少数民族の幹部を育成するためにある中央民族大学にはウイグル族、チベット族、苗族、モンゴル族など様々な少数民族の学生がいます。そのため中央民族大学の周辺にはウイグル、チベット、モンゴル料理などの様々な民族料理のレストランが集まっています。ここに雲南省のタイ族が開いたタイ族料理のレストランがあります。今まで北京ではやった雲南料理は、どちらかと言えばこのタイ族料理でした。パイナップルを器にしたチャーハン、竹筒で蒸したもち米、レモングラスで風味づけした蒸し魚、一口大に丸めたじゃがいものフライなどです。

今どきの雲南料理ブームは雰囲気も重要

辺境の少数民族料理が日本のエスニック料理のような位置づけで、珍しもの好きの中国人の若者の間で人気がでたのが、かつての雲南料理ブームでした。今、北京で流行っている雲南料理は雲南省の特産のきのこや山菜を使ったり、香辛料を使った魚料理などで、タイ族料理ではないのです。しかも北京の伝統建築、四合院づくりの家を改装したレストランで食べる雲南料理が流行っているのです。かなり雰囲気重視な点も、かつての雲南料理ブームとは異なります。

四合院のレストランで食べる雲南料理はいかが?

この雲南料理ブームの火付け役になった「大理院子」に行ってみました。四合院の家の中は、タイ北部にあるチェンマイを思わせる木材のインテリアで統一されています。きのこ、たけのこ、山菜など健康的な食材を使った雲南料理は、大陸の中華料理独特の重さがなく、日本人にはとても合う味付けでした。四合院の中で味わう雲南料理、こんな北京の楽しみ方はいかがですか?