中国で活用できる、現地発バスツアー

中国で郊外の観光地を効率的にまわりたい時や、省都から遠くて交通の便が悪い観光地に行きたい時、現地発のバスツアーに参加できます。日帰りでも1泊2日でも、うまく利用すればこのバスツアーはとても便利ですよ。なかでもホテル代や観光地の入場料、食事などが含まれてるツアーは超お得です。個人ならこんなに安く行けなかっただろうという料金で楽しめますよ。私のおすすめは、北京発「承徳避暑山荘ツアー」や西安発「壺口瀑布ツアー」などです。ただしそんなバスツアーですが、問題があるのです。それは座席指定ではないことが多いのです。

中国の現地発バスツアーは、座席指定ではないのでご用心 中国の現地発バスツアーは、座席指定ではないのでご用心

席がどこになるかはその場で

西安や成都発のツアーなど、大都市からかなり離れた観光地に行くとき、道が悪いところを通ることがあります。こんなときバスの後ろの座席は前後の揺れが大きく、長距離になるととても疲れやすいのです。車に酔いやすい人は、できたらバスの前から真ん中ぐらいに座りたいですよね。しかし座席指定ではないので、座席はだいたいバスに乗った順に決まっていきます。バスがホテルをまわって参加者をピックアップする場合は、最後のほうのホテルに泊まっていると、一番後ろの席になる可能性が大です。現地発バスツアーの座席は、かなり運にかかっているのです。

いい席を確保しても安心できないのはなぜ?

運よくいい座席を確保できたとしても、安心はできません。バスツアーの場合、帰りもまた、行きと同じ座るのが普通です。しかし行きに悪い席になった乗客の中には、帰りは違う席に座ろうと意気込んでいる人がいる場合が多いのです。こんな人は他の人より早くバスに戻り、しっかりいい席を確保しています。もちろん、もともとその席だった乗客ともめます。「そこは私の席ですよ」、「何、言ってるんだ!行きと帰りは別だ!」など言い合いになります。残念ながらこんなとき中国では大きな声を出した人が勝つのです。

割り切ることがストレスもない

たとえ、自分の席の背もたれが壊れていて、角度を変えることができなくても、座席指定ならあきらめもつきます。座席指定ではないのでもめてしまうのです。現地バスツアーに参加したら、最後まで同じツアーのメンバーと楽しく過ごしたいものですが、とにかく座席指定は成り行きです。中国で現地発バスツアーに参加する場合、座席の良し悪しは運と割り切り、細かいことを気にしない精神が一番重要かもしれません。