page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
たびナレ 旅に行きたくなる!海外旅行に役立つナレッジ満載
RSS

役立つ海外旅行ナレッジ

野菜料理も豊富! 長春「春誼賓館(チュンイーホテル)」は、ヤマトホテルの面影を残す歴史的なホテルです


掲載日:2019/04/25 テーマ:憧れホテル 行き先: 中国 / 長春(チャンチュン)

タグ: 安い 朝食 歴史


ご存知ですか? 中国に残る「ヤマトホテル」

かわいい低層建築のホテル かわいい低層建築のホテル

中国東北地方へ旅行するなら、「ヤマトホテル」に泊まってみませんか。ヤマトホテルとは、1907年から1945年までの間に南満州鉄道株式会社が運営していた高級ホテルブランドのことです。満鉄の沿線上に、外国人が宿泊できる西洋スタイルのホテルを展開していくことを目的として建てられました。第二次世界大戦が終わって満鉄が解体されたあとも、各地のクラシカルな建物はホテルとして営業を続けています。当時の日本人が建ててきたホテルが、現在はどのように残っているのか、興味は尽きませんよね。

憧れのヤマトホテルに泊まるなら、長春が狙い目?

部屋の窓から見える、巨大な長春駅 部屋の窓から見える、巨大な長春駅

私も、中国東北地方をまわる間に一度だけ旧ヤマトホテルに泊まりました。長春の「春誼賓館(チュンイーホテル)」は1909年に開業し、満州国時代には「新京ヤマトホテル」という名前でした。他の旧ヤマトホテルよりだいぶお値打ちだったこと(一泊3000〜4000円ほど)と、長春駅から近かったことから、ここを選びました。とはいえ、私の宿泊時(2019年8月)には長春駅前は大工事中で、直線距離ならホテルまですぐなのに大回りをしなければいけませんでした。中国では、しばしば「工事で人間の通る道が歩けなくなっている」経験をしましたね。

※1元=約16.6円。2019年4月時点

そこここに残された往時の雰囲気を探してみましょう

野菜料理がずらっと並んだ朝食会場 野菜料理がずらっと並んだ朝食会場

このホテルは大規模な改装が行われており、満鉄時代の面影がだいぶなくなっているといわれています。しかし、それでも館内の美しいステンドグラスやアール・ヌーヴォースタイルのロビーの雰囲気は、新しい建物には出せない味を残しています。旧新京ホテルの建物の隣に新館が増築されており、新館の方は地元の人たちがレストランで盛大に盛り上がっていました。旧館(「迎賓楼」)に泊まりましたが、ホテル内がとても複雑な構造をしていて、方向音痴な私は迷子になってしまいそうでしたよ!

高級感はないものの、別の種類の楽しさがあるホテル

なんとなくうれしい、小袋のお菓子 なんとなくうれしい、小袋のお菓子

お部屋はごく一般的なものですが、“ウェルカムお菓子盛り合わせ”とでも呼ぶべきサービスが、ちょっと不思議でうれしいものでした。小袋入りの豆菓子やスナック菓子、常温のジュースや水などが何種類もお部屋に届きました。素朴な歓迎に心温まりましたよ。水回りは不自由ないレベル、アメニティーも平均的なものです。部屋の窓からは長春駅の威容を見渡せます。中国の駅は大きな建物が多いのですが、長春駅も人間的なスケールをはるかに超える巨大なものなんです。日本が作ったこのホテルで、現在の中国が作った巨大な駅を眺めていると、両国の歴史に思いが飛んでいきます。

郷に入っては郷に従え。中華スタイルの朝食を召し上がれ

重厚なレストラン。ここのディナーも、素朴ながらとてもおいしい! 重厚なレストラン。ここのディナーも、素朴ながらとてもおいしい!

朝食については賛否あるようですが、私には最高においしかったですよ! とにかく野菜料理がたっぷりで、品数も仰天するほど豊富なのです。その野菜料理はそれぞれきっちり違う味付けが施されており、野菜好きな私は朝から実に満たされた気持ちになれました。いわゆる西洋式ホテルのようなメニュー(オムレツやソーセージなど)ではなく、中国らしい味わいにひたりたい方には絶対おすすめです。日本との関わりが深いクラシックホテルでこんなにたっぷり中華料理を食べられて、この料金。長春へ行かれるなら、ぜひ宿泊の候補に入れてみてください。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/04/25)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索