“辛いランキング”第1位はどこの料理?

さてさて、私が食べた中で一番辛かった料理を発表します。これはズバリ、みなさんの予想通り「四川料理」です。今まであげたタイ料理やインド料理は、「辛いものもあるが辛くないものもある」という感じでしたが、本場で食べた四川料理は、「辛いものとものすごく辛いものがある」という感じです。初めて四川の重慶に行った時、名物の「重慶火鍋」を食べてみようと、屋台風の店に入りました。頼み方がわからないので適当に頼んだら、けっこうな量の具が運ばれて来たのですが、その具がいったい何の肉かサッパリわからず不気味でした。で、その鍋がものすごく辛く、“舌がしびれる”とはこのことだと痛感。また風下に座ってしまい、鍋の辛い湯気を直に顔に浴び、涙を流しながら食べたことは一生忘れないでしょう。

今まで食べたものの中で一番辛かった料理は? 自己“世界辛い料理ランキング”(後編) 今まで食べたものの中で一番辛かった料理は? 自己“世界辛い料理ランキング”(後編)

今や四川料理は中国中でブーム

次に行った四川の町は成都。誰でも知っている四川料理として「麻婆豆腐」がありますよね。成都にはその発祥の地といわれている店「陳麻婆豆腐」があるので、そこに行ってみました。観光客がやってくるので、辛いは辛いですがそこそこの「中辛」です(他の店の「麻婆豆腐」のほうが個人的にはおいしかったです)。四川料理は中国では「川菜」と呼ばれており、15年ほど前まではそうでもなかったのですが、現在は中国中でブームで、どの都市でも食べられるようになりました。「うちは本物の四川料理だ」と示すために、わざわざ「正宗川味」と看板を出しているところもあるぐらいです。

本場の四川料理は、やはり辛い?

成都ではとくに「正宗川味」と看板を出さなくても、基本はどれを食べても辛〜い四川料理でした(笑) どの料理も赤唐辛子と山椒が大量に投入されています。その量がとにかく尋常ではありません。ナス料理の「魚香茄子」を頼んだら、茄子の上に山椒がベッタリと塗られるように乗っていました。それを全部取っても、半分食べるのがやっと。赤唐辛子の辛さは何とか慣れても、この山椒の辛さはいくら食べても慣れません。

唐辛子よりも山椒のほうが辛い

ことわざに「山椒は小粒でもピリリと辛い」というのがあります。日本にいるときは、山椒はウナギの蒲焼きぐらいしか使わなかったので、そのことわざがピンとこなかったのですが、ここ四川でその威力を思い知りました。食べていくうちに、下がどんどんしびれてマヒして行くのがわかるのです。もう危険信号が出るような感じでした。ということで、自己“辛いランキング”第1位は「四川料理」です。みなさんは、どこの料理が1位になるでしょうか?