今日の夜は中国版激辛おでんに決定!

私は今、中国の山西省を旅行中です。あと30分もすれば、晩ごはんを食べに出かけます。今日の晩ごはんは中国の激辛おでんです。山西省は北京の西側にある乾いた土地です。中国では刀削麺をはじめ、様々な麺が食べられる麺のふるさととして知られています。でも、晩ごはんに刀削麺だけなんてわびしい。私は一人旅でも、1品で肉も野菜も豆腐もいろんな具が入っている料理を食べたいんです。それで夜は激辛おでんです。中国では「串串香(チュアンチュアンシャン)」と呼ばれています。

中国の女の子ならみんな大好き! 中国の激辛おでん 中国の女の子ならみんな大好き! 中国の激辛おでん

激辛おでんのルーツは四川省成都から

この串串香の発祥地の地は四川省の成都です。90年代半ば頃に生まれた新しい料理で、もともとは火鍋です。薄く切ったじゃがいもや小さく切った白菜を1種類ずつ串に刺したものを選んで、鍋に入れていきます。この串の本数で値段が決まるという火鍋です。あっという間に四川省中に広まりました。2000年を過ぎると、もともと成都にあった豆腐火鍋の店を駆逐し、今や豆腐火鍋の店はほとんど見られません。その串串香はいつのまにか屋台料理に変身し、今、中国全土を制覇しそうな勢いなのです。

どうして中国の女の子はみんな好きなの?

四角い業務用の鍋で、1本ずつ串に刺した具を煮ている屋台が中国のあちこちで見られます。都市部ならどこでもあると言ってもいいほどです。この屋台のお客は見事に女の子です。おばさんもいますが、とにかく中国の女の子ならみんな大好きな料理なんですよ。辛いのが苦手な女の子なら、食べられないかもしれませんが、今まで串串香を嫌いだという子に会ったことありません。いろんな具、例えば、カニかまぼこ、極太の春雨などを少しずつたくさん食べられるのも、女の子の欲求を満たしているのかもしれません。

どこで食べてもあきないのには訳がある

今や中国全土に制覇しそうな勢いなので、その土地の好みの味に少しずつアレンジされています。北京なら北京人が大好きなゴマだれをたっぷりかけて食べます。四川ではゴマだれなんてかけません。陝西省ではラー油をきかせます。一人旅の私がいろんな町で串串香を食べても、みんな味が違います。だから飽きないんです。いろんな具を食べられ、しかもおいしくて安いのではまりました。屋台なのでごはんと一緒に食べられないのがつらいところですが、一人旅のお助け料理にぴったりです。中国の街角で串串香を見つけたら、ぜひ、食べてみて! 辛いのが苦手な人はゴマだれをたっぷり目でかけて食べると大丈夫ですよ!