中国人は日本の物価に興味深々

中国に行くと、しょっちゅう現地の人から日本人の収入や家の値段、物価について聞かれます。特に収入について聞かれると困るのです。年齢や職業にもよって全然違うので。私は日本の物価を知ってもらうためにラーメンが1杯いくらとかスーパーでりんごが1個いくらなどという説明をします。「りんごは一番安いときで1個6元(約96円)ぐらい」というと、中国人はみんな「たっ高い!」とびっくりします。そして「ねえ、りんごって1個、2個で買うの?」と逆に質問されるのです。

たくさん買うのが好きだから中国人は量り売りが大好き! たくさん買うのが好きだから中国人は量り売りが大好き!

日本人とは違う中国人の果物の買い方

「そうよ。ナシも桃もよ」と答えると、「どうして量り売りじゃないの?日本には量り売りはないの?中国はみんな1斤で値段が決まっているのに」と言われます。1斤は500グラムです。中国で果物の値段を聞くと必ず1斤いくらかの値段を言われます。1個ではないのです。この2,3年急激に物価があがり、果物も以前ほど安くないのですが、もともと安かったので、日本のようにりんごを1個2個という買い方を中国人はしません。1斤だけ買う中国人も珍しく、ビニール袋にいっぱい買っていくのです。

どうして量り売りが好きなの?

現代の中国では核家族化が進んでますが、もともとおじいちゃんもおばあちゃんも一緒に住む大家族でした。果物を1個や2個といったちまちました買い方では、みんなで食べられません。それで量り売りで必要な分を買う習慣が残っているのではないでしょうか? 街にはあめやチョコレートなどの量り売り屋さんがあり、スーパーにも必ずお菓子やナッツ類の量り売りコーナーがあります。パン屋でもカップケーキ、パウンドケーキなど様々なお菓子類が量り売りです。

慣れていない日本人には難しい量り売り

量り売りの大量買いが習慣になっている中国だから、少しずつ買う日本人は困ります。果物を買うとき、私は2,3個で十分と思っているのに、「これに買う分だけいれて」と大きな袋を渡されます。「少しだけだから小さな袋はないの?」と言ってもないケースがほとんどです。りんごやナシが産地の村に行くと、村人が売りにきます。村人はたくさん買ってくれると期待でいっぱいなのに、日本人が買うのはほんの数個。がっかりした村人の顔を見るのもつらいですが、量り売りの大量買いは、「日本人にはつらいよ」です。