四川省成都で、珍しいフルーツを発見!

「ああ、あの時、どうして食べておかなかったんだろう」と今更ながら後悔。チョコレート味のいちごなんて、なかなかお目にかかれるもんじゃないです。こんな珍しいいちごを見つけたのは、中国西南部に位置する四川省の成都です。四川省は、北部の山岳地帯を除けば、年間を通して極端に寒い日もなく、穏やかな気候です。四川省は、キウイや桃の産地でもあり、南国フルーツが豊富な雲南省や広西壮族自治区にも接しています。そのため成都の市場には、さまざまなフルーツが集まってきます。こんな成都の路上市場で、チョコレート味のいちごを見つけました。

チョコレート味のいちごを買う人は見かけなかった。現在は、コーラ味も登場! チョコレート味のいちごを買う人は見かけなかった。現在は、コーラ味も登場!

ネットで「チョコレートいちご」を調べてみました!

2013年の秋、「巧克力味草苺(チョコレート味のいちご)」の看板に目が釘付けになりました。露天商のおばさんに「本当にチョコレート味がするの?」と聞くと、もちろん「するよ」の答えが返ってきました。値段は500グラムで40元(約720円)。味見用に100グラムだけでも買えばよかったのに。気になるのでネットで調べてみました。2013年3月30日の重慶晩報には、こんな記事が出ていました。重慶晩報は、重慶市で読まれている一番メジャーな新聞です。突然、出現したチョコレート味のいちごが、500グラム100元(1800円)もするという内容でした。バター味のいちごもあるそうです。さらにチョコレート味のいちご狩りができる農園も紹介されていました。

本当に、チョコレート味はするのか?

一番知りたいのは、本当にチョコレートの味がするかどうかです。でも、どこにもチョコレート味がしたなんて感想はありません。「チョコレート味のいちごを摘みに来た人をがっかりさせた」や「ちょっと甘い香りはしたが、バターの味は全く感じられなかった」のような記述ばかりです。その他の記事を見ても、チョコレートの味がしたと言うものはありません。しかし、このチョコレート味やバター味のいちごは、2013年に突然、現れ、一瞬にして消えたのではないんです。今もあり、普通のいちごの倍の値段で売られています。

珍しいいちごは、中国らしいビジネスモデル?

さらに調べてみると、チョコレートやバター味のいちごの品種が出ていました。チョコレート味には、日本から新しく取り入れた紅顔種説と以前から中国にあった紅頬種説があります。バター味は章姫種です。やはりチョコレートやバターの味が本当にするという記載はありません。「新しい概念で販売すれば、自然と値段が高くなる」と一部のいちご販売店主の話が載っていました。中国語の「味」には、においという意味もあります。100歩譲って、チョコレートのにおいがすれば良しとしたいですが、においもないようです。要はなんとなく、それとも気のせいと言うレベル? 次回、中国で見つけたら、今度こそ試してみたいです!