喇栄五明佛学院で出会うチベット人もいい!

喇栄五明佛学院がある山の頂上には金色のマニ堂がありました。周辺には五体投地しやすいように設置された板があります。頂上から見る赤い絶景に感動して、うれしそうな顔をしているのは私だけではありません。マニ車を回したり自分のペースで五体投地をしていたりするチベット人も、「喇栄五明佛学院に行くという宿願が果たせた!」というような満ち足りた顔をしています。目が合うと満面の笑顔を返してくれます。こんな笑顔に会うと、自分までいい1日になる気がしますよね。

赤い絶景! 標高3700メートルに建つ喇栄五明佛学院を見に行く!(後編) 赤い絶景! 標高3700メートルに建つ喇栄五明佛学院を見に行く!(後編)

赤い絶景以外も見に来る観光客

さて、喇栄五明佛学院にやってくる中国人観光客が急激に増えた理由は、赤い絶景だけではありません。ここで「天葬」と呼ばれる鳥葬を見学できるのです。天葬の場所は喇栄五明佛学院と色達の町の間にあり、ジープで色達に向かって約10分ほどのところにあります。天葬は毎日午後2時から始まります。写真撮影はもちろんできません。大きなハゲタカが荒涼とした丘に何十羽と集まり、天葬が始まるのを待っている姿には恐ろしいものがあります。

喇栄五明佛学院への行き方

喇栄五明佛学院へは成都の茶店子バスターミナルから毎朝6時半に出ている色達行きを利用します。約14時間かかりますが、当日中に着くので、日数に余裕がない人には魅力的です。ただし、高度順応しないまま3700メートルまであがるので、高山病にかかる可能性大です。日数に余裕があるなら、成都から約7時間で着く標高約2700メートルの馬爾康(マルカム)で1、2泊しましょう。ここで高度順応しておけば、色達に着いてからが楽です。馬爾康の三家賽バスターミナルから7時20分発の色達行きに乗れば、約7時間で色達に到着です。

さて、色達でのお宿はどうする?

色達でのお宿ですが、色達県の中心部まで行けば、小さな旅館やホテルがあります。私は時間がなかったので、バスの終点の色達県まで行かずに、喇栄五明佛学院への三叉路で降りました。食堂、旅館、ホテルがわずかにあるだけの宿場町です。喇栄五明佛学院から20キロも離れた色達県まで行き、戻って来る時間が節約できます。そのかわりお宿の条件は最低。私が行った12月初旬の夜はマイナス18度でしたが、電気、暖房ともにナシ。寒すぎて眠れませんでした。喇栄五明佛学院で朝を迎えたい人には、喇栄賓館に泊まるという方法もあります。この場合、安い部屋は暖房、電気毛布ともにナシです。お宿はいまいちですが、喇栄五明佛学院の赤い絶景は、数年分の感動に匹敵するところです。赤い絶景への旅は忘れられない旅になること間違いなしです!