成都市内で唯一、常時80頭ものパンダに出会える場所

「動物園にパンダがいるなら、せっかくだから見に行く」。私はこの程度のパンダ好きです。パンダ好きとは言えないかもしれません。こんな人がいきなりパンダ愛に目覚める場所があります。それが四川省にある「成都大熊猫繁育研究中心」です。四川省は、中国西南部に位置する山岳地帯が多いところです。中国では「大熊猫(ダーシュンマオ)」と呼ばれるパンダの生息地も四川省北部の山岳地帯です。このパンダが、四川省の省都である成都市内に集まっているところがあります。しかも常時、約80頭も集まっているそうです。そこが「成都大熊猫繁育研究基地」です。通称「パンダ基地」と呼ばれているところです。

パンダ基地には、地下鉄3号線「大熊大道」から直通バスが出ているので便利! パンダ基地には、地下鉄3号線「大熊大道」から直通バスが出ているので便利!

早朝の開門とほぼ同時にパンダ基地に行ってみました!

朝8時の開門とほぼ同時にパンダ基地に入ったのに、すでに中には観光客でいっぱいです。パンダ基地は、パンダが生まれ育った環境にあわせるために広大な敷地があります。中はカートで動くと楽なので、カート乗り場には大行列ができていました。私は歩いて「活動場」と言われるパンダ舎を目指します。既にツアー客も到着しているので、ガイドの男性のあとをついていくと、すぐ活動場に出ました。2頭の大人パンダがササを食べていました。近くで見ると、やっぱりかわいい! どでっと足を伸ばしただらしないかっこうで食べる姿に癒されます。欧米人客の姿が目立ち、とにかくみんな望遠レンズでパンダの写真をバシバシ撮りまくっています。

パンダ基地に行くなら午前中のほうが活動しているパンダを見られるのでおすすめです パンダ基地に行くなら午前中のほうが活動しているパンダを見られるのでおすすめです

パンダ基地で圧倒的に人気があるパンダ

他のパンダも見たいと別の活動場に行きましたが、まだ、登場していませんでした。こんな時は、観光客の声がするほうに向かって歩くのが正解です。ものすごい人だかりができているのは、子供パンダがいる活動場です。50センチもないんじゃないかしら? 本当に小さい。うつぶせに寝ているだけで全く動かないんですが、かわいすぎてずっと見ていたい気持ち。しかし、他のお客も最前列で写真を撮りたいと思うので、いやいや移動します。お次は「太陽産房」と呼ばれる赤ちゃんパンダがいる獣舎です。観光客がガラスの壁に張り付いているので、やっとのことで最前列までたどり着きました。ベビーベッドの上には、ふにゃふにゃのパンダが3頭。1頭は、生まれてまもないのか毛の色が白とグレーです。

子供や赤ちゃんパンダのかわいさには、どんな人でもメロメロ! 子供や赤ちゃんパンダのかわいさには、どんな人でもメロメロ!

パンダ好きでなくてもパンダ基地から帰れなくなる理由とは

活動場の前には、必ず「今日住客」と言う看板があります。これは今日、登場しているパンダの情報版です。名前、生年月日、出生地に加え、性格やちょっとしたエピソードが紹介されています。私が行った日は、日本生まれの「奇縁」や「雄浜」が登場していました。「雄浜」なんて、和歌山県白浜生まれらしい名前ですよね。パンダ基地は、一通り見たからと言って、帰れるところじゃないです。30分後に行くと、今度は木に登っていたり、前回とは異なるポーズをとっています。何回見てもあきません。パンダ基地で半日から1日を過ごすパンダ好きな人がいることは知っていましたが、まさか自分がそうなるなんて! 成都市内でたくさんのパンダに会えるパンダ基地は、とにかくおすすめの観光スポットです。

思わず、日本生まれの子を探したくなる「今日住客」。 思わず、日本生まれの子を探したくなる「今日住客」。