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海外旅行中国編2018/チベットの観光地は行ける時に行っておこう! 四川省色達編


いつのまにか行けなくなっていた色達

喇栄五明佛学院。標高3700メートルの山中にある。色達の中心部からミニバスあり 喇栄五明佛学院。標高3700メートルの山中にある。色達の中心部からミニバスあり

2018年3月、成都のゲストハウスで「以前は五明佛学院に行く人たちでいっぱいだったのに、今年はほとんどいないのね」と言うと、驚きの答えが返ってきました。「2年前から行けないわよ」。まさか、そんなことになっていたなんて! 五明佛学院とは、四川省北部の色達にある「喇栄五明佛学院(ラルン・ガル・ゴンパ」というラマ教寺院のことです。山にビシーッと小さな赤い家がへばりついた風景は、まさに絶景。このあたりはチベット族が住む甘孜チベット族自治州になっており、色達はチベット語で「セルタ」と呼ばれています。色達県の中心部から約18キロ離れた山中にある、喇栄五明佛学院、通称五明佛学院を目指して、多くの旅行者が成都に集まっていました。

色達ブームが起きた理由とは?

馬爾康(マルカム)から色達への道。道路事情はかなり良い 馬爾康(マルカム)から色達への道。道路事情はかなり良い

成都の茶店子バスターミナルから毎朝、色達行きのバスが出ています。成都から色達までは、道路事情が悪かった2000年代初めなら1泊2日の距離でした。それが今では、たった13時間! チベット自治区のラサは、現在ツアーに入らないと外国人は行くことができません。自由に行くことができる中国のひとからしてもラサはあまりにも遠い。色達は意外と簡単に行け、商業化されていないチベット文化に出会える場所として、人気が出てきました。私が行った2013年は、まさに色達ブームの年でした。成都のゲストハウスは、連日、色達を目指す旅行者が集まってきていました。その後も色達ブームは続いたので、観光地化が進んでいると思っていたら、まさかの旅行禁止です。

2000年代前半にもあった色達への旅行禁止令

旅行者をひきつける赤い絶景。山肌にへばりついているマッチ箱のような僧坊に圧倒される 旅行者をひきつける赤い絶景。山肌にへばりついているマッチ箱のような僧坊に圧倒される

五明佛学院は中国当局と関係が悪く、2001年にも僧坊を大規模に破壊されています。私が初めて五明佛学院を訪れたのは、2002年頃です。当時も旅行者が行くのは許可されていなかったようですが、知らなかった私はラッキーにも入ることができました。その頃を思えば、2013年頃から始まった色達旅行ブームは、信じられないような盛り上がり方をしていました。2014年5月に五明佛学院で火災が起きましたが、その後も旅行者が訪れていました。だから大丈夫だろうと思っていたのですが、気づいた時には、もう行けなくなっていました。

開放、非開放を繰り返す色達

周辺のチベット族が巡礼に訪れている 周辺のチベット族が巡礼に訪れている

ウィキペディアによると、2016年7月22日から中国当局による五明佛学院の破壊が始まっています。その時の政治事情によって、五明佛学院は、開放されたり、非開放になったりを繰り返しています。今度は、いつ行けるようになるかは、わかりません。その時は、もう赤い絶景は見られなくなっている可能性もあり。チベット自治区に限らず、チベット族が多く住む四川省のチベット自治州の旅も自由に観光できるところではありません。チベット自治州への旅は、行ける時に行っておくのが一番! 今、行けるのか、行けないのかは、ネットや成都の旅行社やゲストハウスで確認するしかありませんが、行けると分かった時は、即、行動に移すのみ!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/12/25)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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