トラベラーズチェックを知らない公安局の担当者

中国でビザの延長のために公安局に行くのは、とても憂鬱です。何を言われるか、わからないので。外国人のビザの延長は公安局外事処でします。5年ほど前、陝西省西安でビザの延長をしました。当時は1日の延長につき100ドルの滞在費を持っていることを証明する必要がありました。トラベラーズチェックを見せると、公安局の担当者が「これ、何?」。「え〜っ!トラベラーズチェックもわからない担当者がいるなんて!」と、一瞬呆然。これは現金と同じで、中国銀行で中国元に両替でき、どれくらいの金額になるかを説明しました。「お金が足りない」と公安局の担当者。私は別に1か月延長してほしいと言ってないのに。「5日の延長分だけなので足りています」と言って、やっと申請できました。

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公安局でビザの延長中は不便がいっぱい

ビザの延長の申請をすると、パスポートを公安局に渡します。そうなると、銀行で両替ができません。ホテルにチェックインする時もパスポートが必要なので、ホテルも変われません。つまり宿泊を伴う移動ができなくなります。そのため申請前に、パスポートが必要な用事はすべて済ませます。また、延長に必要な日数は公安局によって違います。だいたい1週間ぐらいが多いようです。1週間滞在しても楽しめる都市で延長申請しないと、退屈で困ったなんてことになる可能性大です。

場所や時期によって公安局の対応が異なる?

15日以内の滞在なら日本人はノービザで中国に入国できます。ノービザで来たのに、中国にはまってしまい、滞在を延長したい人も出てきます。ノービザで入国した人については、もともとビザがないのだから、延長できないと言われています。それでもたまに延長ができたという話も耳にします。きっと、どちらも正しいのでしょう。延長手続きをどの都市の公安局でするかによって違うのです。必要書類や必要日数も異なります。申請時期によっても変わります。私は西安で、「日本の貯金通帳かクレジットカードを見せろ」と言われたこともあります。

情報収集で見つかるビザ延長の穴場の都市

コロコロかわる中国でのビザの延長手続きなので、重要なのは現地での情報収集です。なかでも四川省の成都はお隣のチベットを目指す外国人旅行者も多く、公安局の対応も慣れたものです。ビザ延長手続き中という書類を見せれば、ホテルに泊まることもできます。申請には1週間かかりますが、この書類があると、四川省内の他の町に出かけるのもオッケーです。最近では成都から南に170キロの楽山での延長が注目です。楽山は世界文化遺産の「楽山大仏」がある町ですが、延長に必要な日数はわずか3日! 中国でビザの延長を考えている人は、宿の情報ノートをチェックしたり、旅行者から聞いたり、こまめな情報収集で最適の都市を見つけてくださいね!