重慶人が偏愛する「小麺」とは?

重慶に行くたびに、食べずにはいられない「小麺(シャオミェン)」!花椒や花椒油入りの辣油であえて食べるだけの簡単な名物麺ですが、本当に美味しい。小麺好きの重慶人には、とうてい及びませんが、気が付くと私も大好きになっていました。中国は、どこに行っても名物麺があると言ってもいいぐらい麺好きの国です。南部の四川省や重慶市など、小麦粉を主食としない地方でも名物麺があります。なかでも重慶人の小麺に対する愛は、別格。他の都市とは比べようもないぐらい強い気がします。町中どこに行っても小麺の看板だらけ。その上、毎年「重慶小麺50強排名(重慶小麺トップ50)」なるランキングが発表されるほどです。

2016年「重慶小麺50強」の第一位に選ばれた「胖妹麺庄」の豌雑麺 2016年「重慶小麺50強」の第一位に選ばれた「胖妹麺庄」の豌雑麺

「重慶小麺」トップ50の常連、人気麺館とは?

「重慶小麺50強」の第一位に君臨するのは、「秦雲老太婆タンタン(手へんに難を二つ)麺」です。2018年現在、第3部まで作られている中国国営放送の食のドキュメンタリー番組「舌尖上的中国」でも取り上げられたお店です。現在は、大きくチェーン展開しているので支店の数も30軒どころではありません。どうせなら番組で取り上げられた本店に行きたいじゃないですか。そうなると、私が泊まっている軽軌(モノレール)1号線「較場口」からは、ちょっと遠いのです。では、常にトップ3に入っている「胖妹麺庄」は? ここなら重慶中心部の渝中区の軽軌1号線と3号線の「両路口」駅のすぐそばにあります。しかも本店です。

軽軌「較場口」駅の10B出口があるロータリーの出店している「秦雲老婆タンタン麺」 軽軌「較場口」駅の10B出口があるロータリーの出店している「秦雲老婆タンタン麺」

3号線軽軌「両路口」駅に近い「胖妹麺庄」に行こう!

「胖妹麺庄」は、軽軌「両路口」駅1番出口に近い宋慶齢故居前にあります。その名の通り「胖妹(肥ったお姉さん)」が経営している麺館です。昼前から店の前にまで並んだテーブル席がお客でいっぱいになっているので、すぐ見つかりますよ。私は、小麺の一種の「豌雑麺(ワンザーミェン)」を食べることにしました。これは辛い味付けの肉そぼろと柔らかく煮た豌豆をかけた麺です。胖妹麺庄では、好みの辛さや香菜を入れるか入れないかなど、細かくリクエストできます。私は、重慶の味では辛すぎるので辛さ控えめ、花椒と香菜入りでお願いしました。胖妹麺庄って、細麺なんですね。細麺なので肉みそと豌豆とよくからむのに、重くなく、意外とさっぱりした感じでした。

軽軌「較場口駅」に近いロータリーの一角にある「恵氏小麺」。こちらも人気店 軽軌「較場口駅」に近いロータリーの一角にある「恵氏小麺」。こちらも人気店

美味しい小麺の食べ比べるができる軽軌の駅とは?

胖妹麺庄から帰るとき、較場口で降り、地上に出て、気づきました。較場口のロータリーには、「秦雲老太婆タンタン麺」、「胖妹麺庄」、「恵氏タンタン(手へんに難を二つ)麺」が集まっています。「恵氏タンタン麺」は、30年近い歴史がある老舗で「重慶小麺強50」の上位ランキングの常連店です。較場口駅の10B出口があるロータリーに人気店が3軒も集まっています。本店主義の人は別として、ここまで人気店が集まっていると、非常に便利。ここだけで美味しい重慶小麺の食べ比べができてしまいます。重慶っ子に人気が高い小麺を食べたいなら、軽軌1号線の較場口駅10B出口に行きませんか!

軽軌1号線「較場口」へは、この建物が目印。右下に入り口が見える 軽軌1号線「較場口」へは、この建物が目印。右下に入り口が見える