5日間の旅にぴったりな重慶とラン中に行ってみよう!

GWや夏休みなど、連休が1週間あっても、全部を海外旅行にあてるのは、ちょっとしんどい。旅行は5日間ぐらいがちょうどいいという人におすすめなのが、中国の重慶とラン中の旅です。中国は広すぎて、5日間の旅って中途半端な気がしませんか? 北京や上海、大連などの沿岸部の都市なら3連休でも楽しめます。内陸部の都市となると、移動に時間がかかってしまい、5日間なんて、行って帰って来るだけになりそう。でも、都市間の移動が短時間なら、スケジュールの負担にもならず、旅をしている気分も盛り上がります。そんなわけで、おすすめは、重慶とラン中なのです。たった5日間でも香港のような大都会とのどかな古城の正反対の町並みを楽しめますよ。

高層ビルが全く見当たらない、ラン中古城中心部の町並み 高層ビルが全く見当たらない、ラン中古城中心部の町並み

大都会の重慶を楽しむ、おすすめスポット

中国の西南部に位置する重慶は、人口約3300万人を有する大都市です。「山城」と呼ばれるほど、平地が少ない重慶では、中国の大都会を楽しむのが一番! 「洪崖洞(ホンヤートン)」と呼ばれる夜景スポットと長江を渡るロープウェイの「長江索道(チャンジャンスオタオ)」は、ぜひとも行きたい人気スポットです。最近では、あまりにも都会になりすぎたせいか、ちょっと昔の重慶の面影が残る「十八梯(シーバーティ)」や「山城歩道(サンチョンプーダオ)」も人気を集めています。うれしいことに重慶のおすすめ観光地は、どこも市内中心部の渝中区にあります。しかも十八梯と山城歩道、洪崖洞と長江索道は、互いに近いので徒歩でまわれます。大都会の重慶をまるまる1日楽しんだら、ラン中に移動です。

重慶中心部の渝中区を流れる長江にかかる東水門大橋 重慶中心部の渝中区を流れる長江にかかる東水門大橋

ラン中は、古城内に泊まってみるのがおすすめ!

重慶から四川省北部のラン中までは、2016年5月に通った高速鉄道で移動です。GWや国慶節など、中国の旅行シーズンは、売り切れの可能性がありますが、所要約2時間と近いので無座でも大丈夫。ラン中は、約2300年以上の歴史がある古城です。三国志の主役の一人、劉備の義兄弟だった張飛の終焉の地としても知られています。大都会の重慶からラン中にやってくると、瓦屋根と木造家屋の町並みにほっとします。ラン中は、中天楼と呼ばれる楼閣を中心に風水の思想によって建設された古城です。中天楼と光華楼の周囲は、石畳の商店街になっています。古民家を利用した民宿も多く、お宿には困りません。夜になると中天楼と光華楼がライトアップされ、散歩が楽しいので、ここはぜひとも古城内に泊まりましょう。

ラン中古城中心部にある光華楼。ランタンに灯かりが灯った通りがロマンチック! ラン中古城中心部にある光華楼。ランタンに灯かりが灯った通りがロマンチック!

ここだけは見たい! ラン中の観光スポット!

ラン中の見どころは、張飛を祀っている漢桓候祠と清代の科挙の試験場だった清代四川貢院です。意外と広い古城内をぶらぶら歩きまわっているだけでも十分楽しいですが、古城の外側にある錦屏山や大仏寺も行ってみましょう。古城を一望できる錦屏山は、夕方に行くのがおすすめです。唐代に建てられた大仏寺には、珍しい大仏様があります。不二家のペコちゃん似の大仏様なので、日本人には親しみがわきます。ラン中は、2泊あれば、十分観光できます。4日目には、重慶に戻ります。重慶とラン中なら合計5日間、ゆったりペースで観光して、大都会と古城の両方を堪能できますよ。中途半端になりがちな5日間を思いっきり楽しみたいなら重慶とラン中がおすすめです。

ラン中名物の牛肉面。中国各地に牛肉麺はあるけれど、ラン中のものは、珍しいあんかけ麺 ラン中名物の牛肉面。中国各地に牛肉麺はあるけれど、ラン中のものは、珍しいあんかけ麺