日本人が外食の時、慣れすぎていること

タイカレー、小さな揚げ春巻、サラダ、ドリンクがついて1000円なんて、日本じゃあまり感動しません。1000円でも高いと感じる人がいそうです。日本のビジネス街や繁華街のランチはお得なセットが多すぎます。「こんなに充実の内容を800円で食べられるなんて、日本ってすごい!」って、思ってしまいます。いったいどこと比べているかと言われたら、中国です。日本の一番お得なところと中国のお得じゃないところを比べるなんて、不公平って、中国人に言われそうです。でも、普通の外国人旅行者が中国のビジネス街でランチをする機会はないので、仕方ありません。

春餅に甜麺醤を塗って、肉、野菜と巻いて食べる。粉もの文化の中国北方の料理 春餅に甜麺醤を塗って、肉、野菜と巻いて食べる。粉もの文化の中国北方の料理

今時の中国食事事情とは?

今、円安と中国の物価高のダブルパンチが日本人旅行者を襲っています。2015年5月、北京で友人と香港料理を食べにいきました。野菜炒め、ビビンバ風のごはん、豚肉と野菜の煮込み、デザート2品、ビール1本でひとり100元(約2000円)でした。ふたりで4000円。中国旅行と言えば、信じられないほど安い値段で本場の中華料理を食べられるのが魅力でした。「おいしかったね」と食べ終わって、お勘定をする時になると、はたと我に返ります。「なんだか日本より高くない?」。今や中国で食事にかかる費用は日本並かそれ以上なのです。

好きな人と嫌いな人に分かれる中国のフードコート

こんな風に中国の食の物価があがっているから高く感じるのは当たり前ですが、昼ランチなど外国人旅行者が行くような中国のレストランや食堂にはセットがありません。日本人って、お得なセットに慣れすぎています。中国で旅行者が行くようなお店では、単品で注文です。もちろん中国の大都市のショッピングモールの中には、フードコートがあります。中国では、おしゃれで清潔で、若者に人気がありますが、味はいまひとつと言われています。セットも充実していません。

大連で初めてであった、お得なセット!

2015年6月に東北地方の大連に行ってきました。大連は日本統治時代の建物が残る美しい町です。日本人が建設した大連駅前の地下にはフードコートがあります。地下ショッピングセンター街にあるフードコートですが、サラリーマンやOLの姿も目につきました。みんながトレーに載せているものは、豆腐の小鉢、炒めものの小皿、ごはん、スープなどなど。なんだか社員食堂っぽくもあります。ここではセットが充実しているのです。私は、春餅(クレープ)にブラジル風焼肉ととうもろこしのスープのセットにしました。これで12.5元(約250円)! 大連は日本企業も多く、日本人が多い町のせいか、お得なセットがありました。これからは中国のフードコートは要チェックです。町の食堂で食べるよりお得なセットがあるかもしれませんよ!