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大胆なコンセプトに驚く「大連現代博物館」。大連の歴史や日本との関わり合いについて、知識を深めよう!


掲載日:2019/07/26 テーマ:歴史 行き先: 中国 / 大連(ターリエン)

タグ: ためになる 一度は行きたい 新しい 博物館 歴史


2002年にオープン、2013年に再オープン。その意味とは

建物自体もとてもカッコいい 建物自体もとてもカッコいい

中国東北部にある大連。その歴史が日本と深く結びついていることは、知識としては知っていても、なかなか実感しづらいものです。現地の大連では、どんなふうにこの事実を伝えられているのでしょうか? そう思ったら、「大連現代博物館」へ行ってみましょう。2002年にオープンした立派な建物です。開館して何年かは、中国の思想に沿った展示が主体でしたが、その後、大連市が展示を大々的に見直すことを決定し、2013年にリニューアルオープン。今なお注目を集めている博物館なんですよ。

広い館内、ここだけは行かなければなりません

漁村ととうもろこし畑だけだった大連が、一気にイケてる都市に! 漁村ととうもろこし畑だけだった大連が、一気にイケてる都市に!

必見なのは常設展の「近代大連」というコーナーです。アヘン戦争(1840〜1842)から、1949年の中華人民共和国建国にいたるまでの100年あまりに焦点を絞り、この激動期に大連がどのように変遷していったのかを追っています。19世紀後半にロシアが大連へ進出、その後の日露戦争での日本の勝利により、日本がこの地を統治しました。もともと、小さな漁村だった大連は、このころ急速に近代化の波に洗われました。

侵略者としてだけでははく、近代化をもたらした国としての日本

ジオラマからも往時の華やぎを感じ取れます ジオラマからも往時の華やぎを感じ取れます

日本人としては、この時代のことをこの地の人々がどのように受け止めているのかが、やはり気になりますよね。その答えは「多文化的交流と融合」というブースにあります。1840年から日本統治時代を含む1945年までの期間、日本の手からなる都市建設により大連の街が華やかに発展していった、という紹介がされていたのです。当時の楽しげな街角を再現した風景には、こちらもうきうきとしてくるほど。これまでの中国では決して見ることのできなかった、史実へのもうひとつの視点です。この驚くべき姿勢には、日本と中国の新しい関係への可能性を感じました。大連市の勇気を讃えたくなりました。

企画展も忘れずに、足を運んでください

小学生ボランティアが一生懸命解説していました 小学生ボランティアが一生懸命解説していました

私は、世界の近現代史の中で“負の歴史”がどのように紹介されているのかに興味があります。さまざまな施設を訪れてみて気づいたことは、あまりに負の感情を高ぶらせる展示の方法は全世界的に減少傾向にある気がしました。この大連現代博物館も、その潮流に乗っているのでしょう。常設展は、他にも文化や産業のコーナーなどがあります。中国が推進している原発のコーナーもありますよ。また、企画展もいつも評価が高く、私の訪問時も興味深い展覧会を開催していました。大連観光の際には、ぜひこの博物館で、大胆に刷新された展示をご覧くださいね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/07/26)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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