飲茶をするなら香港が一番と思っていませんか?

「久しぶりに飲茶したいな。そろそろ香港に行きたいなあ!」なんて思うときがありました。飲茶をするなら香港に限ると思い込んでいたのです。広州で飲茶三昧をして以来、その思い込みがすっかりなくなりました。広州は香港に近い広東省の省都です。広州と聞けば、上海と同じく高層ビルが立ち並ぶ近代的な大都市をイメージしてました。しかし実際に行ってみると、高層ビルが立ち並ぶ地域と、昔ながらの古い街並みが残る地域の両方がうまく共存しているところでした。広州の越州区、茘湾区には古い街並みが残る下町です。

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広州の下町に集まる老舗飲茶レストランで味わうひととき

この下町の茘湾区には有名老舗飲茶レストランが集まっています。「蓮香楼」、「広州酒家」、「泮渓酒家」、「陶陶居酒家」です。香港の高級レストランの点心のように才気走っているともいえるほど洗練されてはいませんが、素朴でおいしい点心がそろっています。私のおすすめは第十甫路の「蓮香楼」の3階です。2階が3階よりやや高級で、3階は庶民的です。庶民的な3階だけに、私が通っている間、毎朝、同じ時間に蓮香楼で会うおじいさん、おばあさんもいました。ご近所さんはお気に入りの点心を2品だけ注文し、お茶を飲みながら新聞を丁寧に読みます。生活の一部になっている飲茶を私まで味わったような気分です。

広東人が必ず注文する人気の飲茶点心とは?

さて、人気の飲茶点心は「腸粉」、「鼓汁蒸排骨」、「蝦餃皇」、「蠔油叉焼包」などなど。「腸粉」は米粉の汁を蒸したものです。軟らかいお米の生地の中に牛肉やエビ、叉焼など様々な具が入ったもので、広東人の定番朝ごはんです。「鼓汁蒸排骨」は豆鼓で味をつけて蒸した骨付き豚肉です。これを注文しない広東人はいないと言っていいほどの人気点心です。「蝦餃皇」は日本人も大好きなプリップリッの蝦入りの餃子。「蠔油叉焼包」はオイスターソースで味をつけたチャーシューマンです。点心はどれもやや大振りなので、一人3品食べれば、おなかいっぱいです。

飲茶ができるのは朝、昼だけじゃない!

広州の老舗飲茶レストランは週末ともなると、朝9時を過ぎると、どこも満員です。飲茶と言えば、朝か朝昼兼用のちょっと早いお昼に食べるイメージがありませんか?広州では点心は朝から夕方まで食べられます。午後2時から午後4時半頃までは「下午茶」と呼ばれる午後の飲茶タイムです。ただし、午後は腸粉など一部の点心を出さないレストランもあります。点心が一番そろっているのは、やはり朝です。広州滞在中、レストランを変えて、毎日2回飲茶をしても、点心の種類は豊富で飽きません。広州に滞在するなら、ここぞとばかりに、飲茶を楽しんでみませんか?