広州の龍津中路と龍津西路はおいしいお店がいっぱい!

中国南部の広東省広州は、香港にも近い美食の町です。美食の町だから、おいしいことで知られているレストランや食堂が数えきれないほどあります。一見、小さな古い店に見えても、地元っ子なら誰でも知っている有名店だったりします。そんな名店が集まっているのが茘湾区の龍津中路と龍津西路です。中でも龍津西路は「龍津西路美食街」とも呼ばれているおいしい通りです。龍津中路と龍津西路は東西南北にかなり長い通りで、この付近は「西関大屋」と呼ばれる豪商の邸宅が集まっている地域です。

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洋風と中華風が混ざり合った豪邸が集まる「西関大屋」

西関は中国の対外貿易の拠点として、明代以降発展を遂げてきました。政府から独占的に対外貿易業務の許可をとった「十三行」と呼ばれる商人の組織があります。巨万の富を築いた十三行の商人の子孫が19世紀末から20世紀初頭にかけて、洋風と中国風が折衷になった邸宅を次々に建てました。それが西関大屋です。龍津西路美食街を歩けば、西関大屋も観光していることになります。このあたりは「騎楼」と呼ばれる、1階部分がアーケードの役目も果たし、2階以上が住居になっている建築が並んでいます。騎楼は商店街に適しているので、龍津西路も大部分が商店街です。そこに地元っ子なら誰もが知っているおいしいお店が集まっています。

広州のグルメ本を見ながら、龍津中、西路を歩いてみました!

「食は広州にあり」で名高い美食の町だけに、広州のグルメ本は中国でも数多く出版されています。それを見ながら龍津中路と龍津西路を歩いてみました。エビ入りワンタン麺がおいしい「三潤麺家(龍津中路485号)」、牛バラ肉の煮込み入り混ぜ麺が有名な「津津麺館(龍津西路260号)」、広東名物のお粥の老舗「五湛記(龍津中路334号)」などが、次々に現れました。どこも一目で「おいしいお店だ!」だと、わかるほど、地元のお客でいっぱいです。そのうちに、グルメ本に載っていないけれど、通りがかると、いつもお客の入りが良いお店を見つけました。

タクシーの運転手さんが知っている秘密のおいしいお店

広東人は、ふわっと軽いインディカ米の蒸しごはんが大好きです。豚ばら肉の甘辛煮込みや骨付き豚肉の豆鼓蒸しなどをのっけた蒸しごはんは「蒸飯(ジョンファン)」と呼ばれ、広東名物にもなっています。この蒸飯の専門店が「汶記美食店(龍津西路20号)」です。夜7時前後は、店内は満席で、店の前にだしたテーブルにもお客がいます。お店の前にはタクシーが何台も停まっています。タクシーの運転手さんと言えば、お手頃な値段のおいしいお店を知っている食の達人です。その御用達なら、グルメ本に載ってなくても味は保証付きです。運転手さんが通う「汶記美食店」はその名の通り、本当においしいお店でした。