香港風極細ラーメンは広州にあり!

香港に行くと、エビ入りワンタンが入ったラーメンを食べると言う日本人はたくさんいます。プリップリッのエビ入りワンタンがおいしいのはもちろんのこと、一緒に食べる黄味がかり、縮れがある、あの極細麺が好きなんです。極細なのに、しっかりしたコシがあります。日本人にとって香港のラーメンと言えば、この極細麺です。この極細麺とエビワンタンは香港に近い広東省広州でも食べられます。さすが「食は広州にあり!」と言われているだけのことはありますね!

広州の龍津中路、龍津西路で味わうおいしい極細麺 広州の龍津中路、龍津西路で味わうおいしい極細麺

広州に今も残る昔ながら商店街

食の本場の広州だけに、地元っ子御用達のおいしいお店は何軒もあります。旅行者にとって行きやすいのは茘湾区の龍津中路、龍津西路付近の麺館(ラーメン屋)です。地下鉄「陳家祠」駅から康王北路を南に歩いていくと、5分ほどで龍津中路に出ます。このあたりは「騎楼」と呼ばれる広東省の伝統建築が見られるところです。騎楼は天井が高い1階部分は商店として使われ、2階以上が住居になっている石造りの建物です。騎楼が並ぶ龍津中路、龍津西路の商店街を歩いていると、おいしい麺館が現れます。

広州式おいしい麺の食べ方は欲張りな食べ方?

エビ入りワンタン麺が有名なのは「三潤麺家(龍津中路485号)です。ここでは「三宝雲呑麺」と呼ばれています。極薄の生地で包んだエビワンタンも、コシがある極細麺も香港のものと同じです。三潤麺家で地元っ子が変わった食べ方をしていました。麺が出てくると、広東人はまず、れんげに酢を入れます。しょうゆを加える人もいます。そこに胡椒をいれて、タレを作ります。このタレにワンタンや麺をつけて食べます。つけ麺みたいです。タレが入っている間は、れんげで切れのあるスープを飲めません。タレが減っていくと、スープに混ぜ、やっと、れんげでスープを飲みます。つけ麺と汁麺の2種類の味わい方をする欲張りな食べ方です。

広州で香港風極細ラーメンを食べてみましょう!

三潤麺家からそのまま西に進むと、「津津麺館(龍津西路260号)」です。ここは牛バラ肉入りの汁麺と、牛ばら肉入り汁なし混ぜ麺が有名なお店です。オイスターソースを入れて煮込んだ牛バラ肉は、とろとろのシチューみたいです。この牛バラ肉入り麺も、広東人はやはり、れんげに酢と胡椒入れ、そのタレにつけて食べます。牛バラ肉と酢の相性はよく、牛ばら肉がさっぱりします。麺はもちろん香港のラーメンと同じ、コシがある極細麺です。龍津中路、龍津西路には他にも、地元っ子御用達のおいしいお店がたくさんあります。広州に行ったら、龍津中路、龍津西路でおいしい極細麺を食べてみませんか?