飲茶には特別なワクワク感がありませんか?

ぷりぷりのエビ餃子、肉汁ジュワーの小龍包子、もちもちの大根餅。こんな中華点心を少しずつ、あれこれ食べる飲茶に行くって考えるだけでウキウキします。小さな蒸籠に入った熱々の点心を、選ぶのが楽しいのです。飲茶を嫌いだという日本人はいないんじゃないかしら? それぐらい日本人は飲茶好きです。中国で飲茶と言えば、香港に近い中国南部の広東省が本場です。省都は「食は広州にあり」で有名な広州です。広東省では飲茶ができるレストランを「茶楼」と言います。

飲茶の本場、広州で比較してみました!日本人と広東人の人気飲茶点心! 飲茶の本場、広州で比較してみました!日本人と広東人の人気飲茶点心!

広州での飲茶は相席が基本。相席をフル活用しましょう!

広州中心部にある第十甫路、下九路には老舗の茶楼が集まっています。「陶陶居酒家」、「蓮香楼」、「広州酒家」がそうです。周末なら、どこも午前9時を過ぎると、ウェイティングリストの名前がいっぱいになるほどの人気店です。広州の老舗茶楼で飲茶をする時、2、3人で行くと、だいたい相席になります。相席って、中国人がどんな点心を注文しているかがわかります。マネして、おいしそうな点心を注文することもできるので、とても楽しいんですよ。

日本人に人気の飲茶点心とは?

相席になった地元っ子が注文した点心は、日本人が好きな点心と全然、違います。ちょっと比較してみました。日本人の飲茶に欠かせないのは、「蝦餃(ハーガウ)」というエビ餃子です。タピオカ粉入りの半透明の生地から透けてみえるエビがおいしそうです。薄い生地に熱々の肉汁が入った「小龍包(シウロンパウ)」、甘辛い叉焼が入った「叉焼包(チャーシウパウ)」もはずせない点心です。地元っ子が注文した点心も同じテーブルなので、自然と目に入ります。あれっ?と思うほど、日本人に人気の点心がありません。

広東人好みの飲茶点心と日本人好みの飲茶点心とは全然、違います!

地元の広東人がほぼ、全員が注文するのは「鼓汁蒸排骨(ジージャップジンパイグワッ)」です。豆鼓で味付けした骨付き豚肉です。米粉の汁を蒸した「腸粉(チャンフン)」もはずせません。腸粉は叉焼、牛肉など、具の種類も豊富で広東人の定番朝ごはんです。豆鼓とオイスターソースで味をつけた鶏の足の蒸し物「鼓汁蒸鳳爪(ジージャップジンフォンジャウ)」も大好きです。「排骨飯(パイグワッファン)」という豚のスペアリブのっけごはんも人気です。広東人が好きな点心って、肉あり、ごはんありと、かなりがっつり系です。日本人はシューマイや餃子などの軽めの蒸し物が中心です。広東人好みのがっつり系点心もトライしてみませんか?飲茶の世界が広がること間違いなしです。