広州で人気の日本のインスタントラーメン

2016年10月中旬に訪れた広州で、日本人にはおなじみのインスタントラーメンをやたらと町で見かけました。大型スーパーはもちろん、小さな個人商店の前にもそのインスタントラーメンは並べられていました。それは「合味道(フーウェイダオ)」です。漢字名ではわかりませんが、その上に「NISSIN CUPNOODLES」の文字を発見! 日清のカップヌードルです! あの縦長の容器もそのまま! 昨年、広州を訪れた時に見かけた記憶はないのに、1年でこんなにも流行っているなんてびっくりです。

こんなビッグサイズの「合味道」も登場! こんなビッグサイズの「合味道」も登場!

中国のインスタントラーメン市場は、世界第何位?

中国のインスタントラーメン市場は、2013年の462憶食をピークに、最近は減少していると言われています。それでも13億近い人口を抱える中国ですから、2015年度の消費量は世界第一位の404憶食です。世界第二位のインドネシアが132憶食なので、消費量では、他国の追従を寄せ付けない世界一です。ちなみに世界ラーメン協会の調べによると、日本は第三位で55憶食だそうです。一人あたりの消費量では、韓国が一位で70食ぐらいです。インドネシアやベトナムなどが続き、中国は5位です。個人の消費量では、韓国やインドネシアほど多くはないのです。

私が買ったのは、蝦仁(エビ)風味。中国版のほうがパッケージが派手! 私が買ったのは、蝦仁(エビ)風味。中国版のほうがパッケージが派手!

中国で「合味道」を買う人たちとは?

中国でインスタントラーメンの売れ行きが減少している理由の一つは、健康ブームで体にいいものを食べたいと思う人が増えたことです。経済の発展とともに収入が増え、インスタントラーメンよりも質の高い食事を求める人も多くなりました。そんな中国で今、どうして日清のカップヌードルが受けているのか? あの縦長の容器が、おしゃれだと若者が好んで買うそうです。確かに中国のインスタントラーメンは、太くて短い筒型容器です。老舗の「康師傅(カンシーフ)」、「統一(トンイー)」などはみんなそうです。そういわれると、あの縦長の容器は、かっこいいような気がしてきました。

インスタントラーメンは汽車の旅のおとも。駅前に行くと大量に売られています インスタントラーメンは汽車の旅のおとも。駅前に行くと大量に売られています

カップヌードルが中国の若者に支持される理由

私は「蝦仁風味」を買ってみました。これはカップヌードルの一番基本の味です。他には、カレー海鮮風味、香辣牛肉風味、XO醤海鮮風味などなど、けっこう種類があります。お値段は、中国南部に位置する重慶市の大型スーパーのカルフールで5.9元(約94円)でした。定番の康師傅のものが3.9元(約62円)なので、ちょっと高め。しかも合味道は、康師傅の麺が80グラム以上あるのに対して、65グラムと少な目です。もしかしたらこのちょい少な目の量も若者に受けている理由かもしれません。四川省などの内陸部などに行くと、見かけない合味道ですが、広州など南部の大都市で見つけたら、試してみませんか!

「合味道」の影響か? 老舗の康師傅もカップヌードル型のカップ麺を発売! 「合味道」の影響か? 老舗の康師傅もカップヌードル型のカップ麺を発売!