広西壮族自治区梧州の有名なレストランに行ってきました!

先日、中国南部の広西壮族自治区の梧州で有名な老舗レストランに行ってきました。残念ながら私の期待からはハズレていました。梧州は広西壮族自治区の東部にあるため、広東省に近いので、食文化や言葉は広東省そのものです。同じ広西壮族自治区でも、北部の桂林の食文化は湖南省に似ています。だから辛いんです。梧州は広東料理を食べる地方なので、料理に辛味はありません。四川省成都に1年間住んでいたことがある私は、辛い料理が大好きです。その後、短期間滞在した北京も味付けが濃く、しょっぱい味を好みます。こちらも私には合います。しかし梧州の老舗レストランで食べたのは、紙に包んで焼いた「紙包鶏」、レンコンの腐乳炒めの「南乳炒藕片」です。どちらも私が一番苦手な甘い味付けでした。

梧州の「大東大酒家」は、梧州を代表する料理の「紙包鶏」を最初に作ったお店 梧州の「大東大酒家」は、梧州を代表する料理の「紙包鶏」を最初に作ったお店

日本人に意外と知られていない広東料理

これは広東料理が合わないと言うより、口に合う広東料理を知らないことにつきます。日本人にメジャーな中国料理と言えば、麻婆豆腐、回鍋肉、西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵炒め)、糖醋排骨(豚肉の黒酢炒め)、青椒肉絲、魚香肉絲など、どれも広東料理ではありません。四川や中国全土で食べられる中国料理が中心です。日本人にメジャーな中華料理は、広東料理のレストランのメニューには載っていないことがよくあります。それに今まで食べたことがない料理だって食べたくなりません? 私の場合、レンコンなど、好きな食材を使っている料理から選びます。すると、失敗するんです。

広東料理を代表する飲茶は、日本人ファンも多い、伝統的な朝ごはん 広東料理を代表する飲茶は、日本人ファンも多い、伝統的な朝ごはん

広州市の老字号一条街に行ってみよう!

私は、広東省広州のレストランでも失敗を続けてきました。時には、「こんなに地元のお客でいっぱいのおいしいはずのレストランで、どうして私だけ口に合わないの?」と悲しくなったこともあります。そんな私のように甘い味付けが苦手、または、最初からレストランで炒め物とごはんを食べるような食事をする予定はないという人におすすめの場所があります。広州市の旧市街、茘湾区の「老字号一条街(ラオツーハオイーティアオジエ)」に行ってみませんか? 「西関大屋(シーグアンダーウー)」と呼ばれる地区にあります。ここは、清代に海外との貿易で富を築いた豪商の邸宅が並ぶ、雰囲気の良い通りです。

龍津西路の「老字号一条街」には、こんな目印が並んでいるので、すぐ見つかりますよ! 龍津西路の「老字号一条街」には、こんな目印が並んでいるので、すぐ見つかりますよ!

老字号一条街のおすすめ料理とは?

老字号一条街は、西関大屋の龍津西路にあります。1キロ以上もある長い通りに「老字号」と呼ばれる老舗食堂が集まっています。ずらりと並んでいるのではなく、2、3軒並んでいる場所もあれば、少し離れた場所にポツンとあったりするなどさまざまですが、地元っ子御用達の老舗食堂がかたまっています。ここで「蒸飯(ジョンファン)」や「籠仔飯(ロンズファン)」と呼ばれる蒸しごはんを食べませんか? 蒸飯類は、肉や魚をのせて蒸したご飯ですが、根芯菜やキュウリの炒めものが必ずついています。蒸飯以外には、麺類のお店も充実しています。蒸飯類には甘い味付けのものがなく、ハズレはなし。しかも肉と野菜の両方を食べられるので満足感もあります。広州で何を食べるか困ったら、老字号一条街を目指しましょう!

「五花肉(大肉)蒸飯」は、豚バラ肉の醤油煮込みのっけごはん! がっつり食べたい人向き! 「五花肉(大肉)蒸飯」は、豚バラ肉の醤油煮込みのっけごはん! がっつり食べたい人向き!