物価は高目ですが食のコスパは、満足の町

広州って、本当に食のコスパがいい町だと思います。広州は、中国南部の経済の中心である広東省の省都です。中国でもトップクラスの大都会なので、物価が高そうなイメージがありませんか? ホワイトカラーの中でも高収入を得ている若い世代が、頑張っても買えないと言われるほど、家の価格は高騰しています。でも、ごはんだけは、激安です。B級グルメなら、広州は中国で一番コスパがいい町です。フィッシュボールや豚肉など具だくさんの麺がたった10数元(約180円)、骨付き豚肉たっぷりの蒸しごはんだって10数元。内陸部の大都市と比べても安いです。「食は広州にあり」と言われるだけに、味も文句なし。広州は、食いしんぼうには最高の町です。

パン(さんずいへんに半)塘路にある「凌記」の看板料理「三醤粉」 パン(さんずいへんに半)塘路にある「凌記」の看板料理「三醤粉」

広州B級グルメを楽しみたいなら西関に行こう!

旅行者が広州のB級グルメを楽しもうとしたら、美食街に行くのが一番です。広州で有名な老舗が並ぶ美食街は、「西関(シークァン)」と呼ばれる地区にあります。西関は、かつての広州城の西門と珠江に挟まれたところで、清朝政府から対外貿易の許可を得た特権商人の邸宅が集まっていました。「西関大屋」と呼ばれる邸宅は、間口はさほど大きくはないのですが、3階以上の建物が多く、凝った作りの玄関や窓に財力を感じます。この西関で有名な美食街が龍津西路にある「老字号美食街」です。「老字号(ラオツーハオ)」と呼ばれる老舗食堂が多い通りです。旅行者は、老字号美食街に行きさえすれば、はずれなしのごはんが食べられます。

写真は、「伍湛記」の龍津中路店。パン塘路店は、第四十三中学の向かい 写真は、「伍湛記」の龍津中路店。パン塘路店は、第四十三中学の向かい

旅行者には、ややこしい龍津西路とパン塘路

この老字号美食街のすぐそばにもう一つ老字号が集まっている通りがあります。美食街がある龍津西路からまっすぐ北に伸びている通りが、パン(さんずいに半)塘路です。龍津西路とパン塘路は、つながっているので、パン塘路を龍津西路だと勘違いしてしまいそうですが、龍津西路は、パン塘路と交わっているところで東に大きく曲がります。このパン塘路も評判のいい老舗食堂が多い通りです。パン塘路には、老字号美食街よりも大きな老舗が集まっています。どこもレストランと言うほどではありませんが、大型の食堂と言った感じのお店です。

パン塘路にある仁威廟。「凌記」は、仁威廟の真ん前 パン塘路にある仁威廟。「凌記」は、仁威廟の真ん前

パン塘路にある老字号の看板料理と

パン塘路の老字号で有名なのは、凌記、開記、伍湛記です。どこも常に行列ができている人気店なので、前を通たっただけで美味しいお店だとわかります。中でも茘湾湖公園の北東にある仁威廟の真向かいの凌記は、常にお客でいっぱいです。看板料理は、三醤粉。蒸した米粉にピーナッツダレ、唐辛子味噌、甜面醤をかけたもので、ほとんどのお客が注文する人気料理です。飲茶点心類もそろっているので、おすすめ。伍湛記は、艇仔粥などお粥が人気のお店。鹹煎餅と呼ばれる揚げパンも美味しい。開記は、紅豆双皮ナイ(女へんに及)と呼ばれる小豆をトッピングした牛乳プリンなど、甘いおやつの人気店。広州でB級グルメを楽しむなら老字号美食街の北側にあるパン塘路に行ってみませんか!

「開記(パン塘路東側F幢)」の紅豆双皮ナイ。小豆をのっけた牛乳プリン 「開記(パン塘路東側F幢)」の紅豆双皮ナイ。小豆をのっけた牛乳プリン