日本人と中国人がうっかりまちがえるセールの表記

「安い!」と思ったから買うことにしたのに、代金を払う時になって、「あれっ、思ったより安くない。ああ、やってしまった…」って、ことが中国では時々、あります。海外に行ったとき、現地の言葉はわからなくても、セールの表示って、なんとなくピンときませんか? 数字と雰囲気から想像できます。中国の場合、表示方法は漢字なので、日本人はだいたい意味がわかります。それが勘違いを引き起こします。日本と中国の割り引きの表示方法の違いが原因です。

ああ、ややこしい!日中で異なるセールの表し方 ああ、ややこしい!日中で異なるセールの表し方

いったいどこが違う?日中のセールの表記

中国では割引のことを「打折(ダージャー)」と言います。「打3折」との表記があれば、7割引きです。3割引きじゃないのです。日本と中国では数字が示している部分が違うのです。日本の場合、20%OFFと言えば、20%引きのことなので、定価に0.8をかけたものがセール価格です。中国の場合、「打2折」なら、価格にそのまま0.2をかけたら、セール価格になります。ああ、ややこしい。書いているだけで混乱してきました。

日本在住中国人が教えてくれた勘違いしない覚え方

日本に住んでいる中国人留学生も、来日したばかりの頃はセールで失敗するそうです。「20%OFF」を「打2折」と勘違いし、「安くなっている!今、買わねば!」と、レジに向かってしまうそうです。そんな経験から中国人は「中国と日本ではセールの表記は反対」と覚えています。日本は割引き率を示し、中国は割り引かれた残りの部分を示しているからです。

こんなにある!中国のセールの表記

他にも「清倉(チンザン)」というセールの表記方法もあります。これは倉庫が空になるまで、売りつくすという意味です。「大甩売(ダーシュアイマイ)」は投げ売りです。どちらも具体的な割引率の表示はありませんが、大安売りのことです。「買3送1」と言った売り方も衣料品や食品のセールでよくみられます。「3枚(個)買ったら、1枚(個)はただ」という意味です。時々、1枚好きなTシャツなどを選べるのかと思ったら、もらえるのはお店が決めた、いまひとつの服1枚だったなんてこともあります。日中でややこしいセールの表記、買う前にちょっと考えてみると失敗なしですよ。