広州の旧市街にあるアンティーク通り

小さなお店が並んでいる通りって、特に目的がなくても、ぶらぶら歩いているだけで楽しくなりませんか? 中国南部の広東省広州は、1階がアーケードになっている騎楼と呼ばれる建物が並んでいます。アジアと西洋がミックスされた騎楼建築が並んでいる通りは、日本人が大好きなコロニアルな魅力が詰まった町です。そんな広州の旧市街にアンティーク通りがあります。茘湾区の文昌北路です。幅12.2メートル、全長688メートルの、路地と言ってもいいような細い通りです。

買えないけれど、欲しくなる伝統家具 買えないけれど、欲しくなる伝統家具

下町の風景も楽しめる文昌北路の入り口

文昌北路は地下鉄1号線の「長寿路」に近い通りです。東西を走る長寿西路から南北に続く文昌北路に入った瞬間、落ちついた雰囲気に変わります。このあたりは小さな食堂、お茶屋さん、タッパーウェアのような安い家庭用品店など、下町そのもの風景が残っている地区なのですが、騒々しくありません。通りを北に向かえば、伝統家具、壺、置時計などを扱う店が多いアンティーク通りになっていきます。文昌北路から東側の細い路地は、翡翠の露店商が並んでいる地区になります。ここから中国一の翡翠問屋「華林国際」ビルにも出られます。

文昌北路は職人通り? アンティーク通り?

文昌北路では、古く見える木製の椅子、丸テーブルなどを製作している店も多く、職人が多い通りでもあります。人物や花などの浮彫の窓枠を作ったり、店の前で懸命にやすりをかけている職人の姿が見られる職人通りとも言えそうです。また、文昌北路はアンティーク通りとは言っても、イス、柱時計など、古い家具がメインです。旅行者が買うには、なかなか難しい大型のものが多い分、変に真剣にならずに気楽に見られるのもいいですね。骨董や古い家具好きな人なら、かなり楽しめますよ。

文昌北路で食事をするなら、ここがおすすめ!

文昌北路には、食堂はあまり多くはないのですが、蒸し春巻がおいしい「銀記」、おばあさんが店の前に座っているのが目印の「恒記麺」があります。他にも看板が上がっていませんが、いつもお客でいっぱいの麺屋さんもあります。文昌北路の食堂って、老舗の名店揃いなのです。小腹が空いた時に、食べてみるのもおすすめです。文昌北路を抜け、龍津中路に出ると、騎楼の古い商店街です。広州に行ったら、文昌北路にぷらっと行ってみませんか?