黄金週の中国の観光地は大混雑

中国のゴールデンウイークと言えば、めぼしい観光地はどこに行っても人がうじゃうじゃ! ゴールデンウイークの万理の長城、麗江なんて、どれだけ観光客でいっぱいか、毎年のようのニュースで取り上げられます。最近では、マイカーで旅行する人も増え、四川省や雲南省の高速道路の大渋滞も報道されます。この映像を見るたびに、「黄金週(GWのこと)に中国は、大変だわ」と思ってしまいます。しかし、この時期だから長めの休みがとれる人もいます。この時期しか中国をのんびり旅行できない人のために、どこが一番、楽しめるか考えてみました。

ゴールデンウイーク中の老舗有名茶楼での飲茶は午前9時までに行きたい ゴールデンウイーク中の老舗有名茶楼での飲茶は午前9時までに行きたい

黄金週にじっくり滞在するなら、どこがいい?

ゴールデンウイークの中国は、飛行機代が高いのは当然ですが、経済的な鉄道も長距離はほぼ売り切れです。中国内を大きく動く周遊プランは、かなり無理があります。おすすめは、一つの都市に滞在して、そこを起点に日帰り旅行などを繰り返すプランです。これなら経済的で、観光や名物料理を食べるなど、旅そのものにエネルギーをそそぎこめます。それで、どこに行くかといえば、イチオシは広東省の広州です。広州と言えば、中国南部の大都市です。経済の中心のイメージが強すぎて、旅行に行く場所って、気がしません。そこが狙い目です。

見どころが集まっている広州周辺

中国人にとっても、広東省や広州は旅行というより仕事で行く場所です。だからゴールデンウイークなどの旅行シーズンでも意外と空いています。広州周辺には、日帰りで行ける世界遺産もあれば、伝統家屋が残っている「大旗頭村」もあります。市内中心部にも「西関大屋」など、清代の豪商の大邸宅街などもあります。広州って、実は見どころがいっぱいです。まずは、広州からバスで片道、2時間30分ほどの世界遺産、開平の楼閣を見に行ってみるのはどうですか? また、広東省北部の韶関にある世界遺産、丹霞山も日帰り可能です。広州から韶関東駅は、高速列車でわずか51分。そこから世界遺産までは、駅前から出ているバスで、たった30分です。

穴場の広州で、どうしょうもなく混んでいるところ

丹霞山と開平の楼閣は、異なるタイプの世界遺産です。大自然と建築。これなら似たようなところに行った感じもないので、お得感があります。そして、広州に行ったら、絶対、やりたいことの一つは、本場の飲茶体験です。広州は飲茶発祥の地。「蓮香楼」、「広州酒家」などの老舗茶楼で飲茶を楽しみたいです。これは、めちゃ混みを覚悟してください。これだけは、穴場の広州と言えど、どうしょうもありません。普段は飲茶に行かない広州っ子に加え、観光客も集中するので、老舗茶楼は朝から混んでいます。ゴールデンウイークの広州は、飲茶を楽しむのに、時間がかかること以外は、文句なしです。ゴールデンウイークは、広州に行ってみませんか!