最近の中国の観光地の困った問題

死後も皇帝を守る、等身大に近い兵士の土偶がズラ〜ッ! さすが中国、スケールがでかい! 何より発想が違います! こんなお隣の国の歴史や文化を子供たちに見せてあげたい。しかし、中国では世界遺産クラスの入場料は、150元(約3000円)が相場です。親子3人で行ったとして、9000円! 中国では、今、世界遺産や史跡の規模をどんどん大きくしています。そのため、入場券売場と実際に見学するところが遠いところもあります。すると、カートやバスなどの乗り物が必要になり、さらに15元(約300円)程度、払わなければいけないこともあります。1か所見学するのに、3人家族で1万円近くかかってしまうこともあるのです。

赤坎の入場料はタダ! 安くて美味しい食堂が多いので、家族旅行の際はここで昼食を! 赤坎の入場料はタダ! 安くて美味しい食堂が多いので、家族旅行の際はここで昼食を!

中国の古都は、お高め

内陸部にある陝西省の西安や河南省の洛陽は、数々の王朝が都をおいた古都です。名所旧跡の宝庫です。しかも麺類など、おいしいものも多くて、家族旅行向きの場所ですが、ネックは入場料です。お寺の入場料でも、50元(約1000円)ほど、かかります。実際に中国人の家族連れでも子供が中学生ぐらいなると、一緒に見学するのは、両親のうち、ひとりだけ。残った親と祖父母は、見学せずに駐車場で待っているというケースもよくあります。家族で行ったのに、これじゃあ、味気ないです。そこで、おすすめは広東省広州です。香港に近い広州では、入場料が内陸部に比べて安いのが、魅力的です。しかも、タダで見学できる街並が美しい!

広州郊外の世界遺産「開平の楼閣と村落」に行ってみよう!

広州郊外の世界遺産と言えば、「開平の楼閣と村落」です。広州市内のバスターミナルから片道2時間半程度で見学に行けるので、日帰りにぴったりです。田んぼや畑の中に建っている要塞と言ってもいい洋館がおもしろいところです。開平の楼閣は、立園、馬降龍、錦江里、赤坎など合計7か所あります。2日間有効で全カ所見学できる共通券は180元(約3600円)と高額です。でも、見るところをしぼるとかなり安くあげられます。開平の楼閣を代表する「瑞石楼」、「錦江楼」があるのは、錦江里地区です。ここの入場料は50元(約1000円)です。

開平の楼閣巡りなら、どこがおすすめ?

似たような雰囲気のところを見学すると、飽きてしまうので、次は立園か赤坎に行ってみませんか? 立園は、ヨーロッパの庭園を思わせる場所にお城のような別荘が建っています。入場料は100元(約2000円)です。川沿いにヨーロッパのような街並みが続いている赤坎なら入場料はタダです。あとは、広州市内の越秀区や茘湾区などの古い街並をぶらぶら歩くのが、おすすめです。安くて美味しい食堂も多く、地元グルメも楽しめます。家族旅行なら、入場料が中国の中では安い広東省広州に行ってみませんか!