広西壮族自治区梧州で見られる騎楼建築とは?

2018年7月、初めて広西壮族自治区の梧州に行ってきました。最後の夜、ホテルに帰るバスの窓からライトアップされた騎楼の街並みがちらっと見えました。えっ、まさか本当にライトアップしていたなんて!でも、見に行くことができませんでした。40分近く待って、やっと来たバスなので、どうしても降りられなかったのです。「騎楼」とは、広東省や広西壮族自治区で見られる1階が商店、1階の上に大きく張り出した2階以上が住居になっている建築様式です。西洋とアジアを混ぜ合わせた雰囲気が、騎楼建築の魅力です。騎楼好きの日本人も多く、私もそのひとりです。そして広州から高速鉄道で約1時間20分の梧州は、中国最大の騎楼街が残っていることで有名な町です。

ライトアップされた梧州の騎楼城。中国とは思えない雰囲気がおもしろい ライトアップされた梧州の騎楼城。中国とは思えない雰囲気がおもしろい

騎楼城のライトアップは、いつも見られるもの?

「騎楼城」と呼ばれる梧州の騎楼街は、旧市街の中山路周辺に広がっています。中国の検索サイトの百度で「騎楼城」を検索すると、ライトアップされた騎楼城の写真がトップに来ています。まさか毎晩、ライトアップしているとは思いませんでした。旧正月かGWなどの観光客の多い時期だけライトアップされるに違いない。だから晩ごはんを食べた後、騎楼城をあとにしてしまいました。2018年12月、前回のリベンジをするために梧州に行ってきました。梧州は広西壮族自治区の世界的な観光地である桂林と比べると、観光客が非常に少ないところ。クリスマスも関係ないはず。行く前は本当にライトアップしているか、ちょっと不安でした。

南環路に残っている騎楼建築。全長7キロもの騎楼通りがあるだけに様々な種類の騎楼が残っている 南環路に残っている騎楼建築。全長7キロもの騎楼通りがあるだけに様々な種類の騎楼が残っている

中国最大の騎楼城が残る梧州の歴史とは?

梧州は、中国西南部の広西壮族自治区東部に位置しています。明代には、広西と広東を統括する両広の総督府がおかれた場所でもあります。清代末期になると梧州の港は、広西で最も早く外国に対して開かれました。これを機に外国商社や華僑がこぞって梧州に進出してきたことが、旧市街の騎楼城の始まりです。合わせて全長7キロもの騎楼の通りと数にして約560棟もの騎楼建築が残っているのは、中国最大規模と言われています。日本人好みのコロニアルな雰囲気が漂う騎楼城には、亀ゼリーなどの梧州の特産品店や食堂が並んでいます。私は蒸しごはんを出す食堂で晩ごはんを食べ、夜のライトアップを待つことにしました。

梧州名物の亀ゼリーは、騎楼城に並ぶ特産品でも買える 梧州名物の亀ゼリーは、騎楼城に並ぶ特産品でも買える

ライトアップされ、より一層美しい騎楼城を見よう!

冬の日没は早く、晩ご飯を食べ終わった頃には、すっかり日が暮れてました。ライトアップされている騎楼が集まっているのは、中山路より西側部分。東側は、歩行者天国になっており、夜もにぎわっています。騎楼城の中でもひときわゴージャスな騎楼が立ち並ぶ大南路周辺は、黄味を帯びた灯かりが灯り、ヨーロッパの街角にいるみたい。逆に南環路付近は人通りも少なく、ライトアップされることでさびしい雰囲気が強調されるのですが、これもいい感じです。どこを見ても明るすぎないライトアップが素敵! 騎楼城のライトアップを見るために梧州にやってきましたが、昼間の騎楼城とは全く違う雰囲気に感動でした。梧州の騎楼城のライトアップは、年中ですよ! 梧州観光するなら、ライトアップされた騎楼城まで楽しむのがおすすめ!

ライトアップされ、少しもの悲しい感じが漂っている騎楼城。かなり人通りが少ないところもライトアップされている ライトアップされ、少しもの悲しい感じが漂っている騎楼城。かなり人通りが少ないところもライトアップされている