大学の休みが始まる頃に中国に行く旅行者は要注意!

「駅のどこに行ったら、明後日の切符が買えるんですか?」、「そんな場所はない」。あり得ない! 広州駅のインフォメーションの答えに呆然です。7月に入ると、中国の大学は夏休みになります。私が広州に着いたのは、夏休みが始まったばかりの7月4日。切符の争奪戦になるので、旅行者にとってはイヤな時期です。切符売場に行くと、帰省や旅行の切符を買い求めたり、ネットで既に購入した切符のピックアップに訪れた人たちの長蛇の列が出来ていました。でも、ここまでは想定内。どの窓口に並ぶのがいいかなと窓口の表示を見ていくと、ない、ない、どこにもない。キャンセル専用と切符のピックアップ専用窓口を除けば、他は全て当日と明日の二日以内の切符を扱う窓口なのです。

地方からやってくる中国人で常にごった返している広州駅 地方からやってくる中国人で常にごった返している広州駅

外国人が切符の自販機を使えない理由

私が狙っているのは、明後日の高速鉄道の切符です。インフォメーションで尋ねると、「自販機で買えばいいだろ」と、予想通りの答えが返ってきました。外国人は切符の自販機を使えません。中国の高速鉄道や長距離の列車の切符には、身分証番号と姓名が印刷されています。購入する際、必ず身分証が必要です。自販機はパスポートを読み込みません。中国人なら誰でも持っている第二代身分証だけが対象です。インフォメーションで「外国人なので第二代身分証を持っていません。自販機は使えないんです」と説明すると、「明日、また、来るんだな」と冷たく言われてしまいました。

駅の窓口で切符を買えない時は、どこに行くのがいい?

私が訪れた時期、広州駅の全ての窓口は、当日と翌日切符のみしか扱っていませんでした。中国の駅では、こんなことが時々、あります。大学の休みが始まった時、旧正月、国慶節、GWなどの特別な時期です。運悪く、この時期に中国旅行が当たってしまったら、どうすればいいのか? その時は、さっさと市内切符売場に行きましょう。市内に数か所ある切符売場では、2か月分の切符を扱っています。ここならほぼ、問題なく買えます。結局、私は広州市内の切符売場で明後日の切符をゲットしました。大学の休みが始まる時期の駅の切符売場は、要注意です。やれやれと安心したのもつかの間、今度は、広西壮族自治区の桂林でさらなる試練が待ち受けていました。

広州市内の切符売場。ネットで場所を検索できますが、ゲストハウスに泊まっているなら、お宿の人に聞いてみましょう。ほとんどの人が知っています 広州市内の切符売場。ネットで場所を検索できますが、ゲストハウスに泊まっているなら、お宿の人に聞いてみましょう。ほとんどの人が知っています

桂林北駅で私に起きた奇跡

桂林駅は、当日を含め3日間の切符だけを扱っていました。私が欲しいのは、4日先の切符です。対策法は、学習済み! 桂林駅のインフォメーションで市内切符売場の場所を聞くと「桂林は小さな町だから市内切符売場はないわ」と、衝撃の答え。「桂林北駅も3日間だけですか?」と質問すると、「北駅の事は知らない」と突き放されました。だめもとで桂林北駅に行くと、やはり3日間だけが対象でした。自販機で買うことを進められ、使えない理由を説明すると、私だけ特別に4日先と1週間先の切符を売ってもらえました。謝謝(ありがとう)! しかし、これは例外中の例外。桂林北駅で切符をゲットした帰り道、3か所も市内切符売場を見つけてしまいました。市内切符売場は、鉄道の駅がないような町でもあります。駅で3日後や4日後の切符が買えない時期は、迷わず、市内切符売場を目指しましょう。こちらなら問題なく、買えますよ。

桂林市内中心部から約5キロ離れている桂林北駅。桂林北駅は、高速鉄道専用駅 桂林市内中心部から約5キロ離れている桂林北駅。桂林北駅は、高速鉄道専用駅