時間的にきつい日帰り旅行も大陸ならでは

そこに行きたいけれど、日帰りはちょっときつい。しかし、1泊すると時間を持て余しそう、もしくは1泊する時間の余裕はない。こんな経験はありませんか?そのため、早朝6時台の汽車に乗って、現地に向かい、テキパキ観光して、なんとか夜7時頃の戻る汽車に間に合わせたなんてことが、私にはよくあります。中国は広すぎて、行きたいところまでの移動が一苦労でした。中国で新幹線が開通したのは2007年4月です。今では7年前とは比べようもないぐらい楽になりました。中国の新幹線「高鉄(高速鉄道)」がますます本数も路線も充実してきたからです。

中国の新幹線「高鉄」を乗りこなして楽々中国旅行! 中国の新幹線「高鉄」を乗りこなして楽々中国旅行!

新幹線がない時代、上海から風光明媚な杭州日帰りはできた?

西湖を中心に風光明媚な土地として知られる浙江省の杭州。西湖のまわりには「段橋残雪」、「雷峰夕照」など詩的な名前の名勝が集まっています。さらに宋の名将、岳飛を祀った岳王廟、銭塘江の北岸にそびえる六和塔など、見どころ満載の都市です。高鉄が走る前は杭州まで特急列車で片道約2時間かかりました。西湖の周辺は自転車を借りて効率よく見学するとしても、見たい名所を絞り込まないと日帰りはかなりきつかったのです。新幹線がなかった頃、上海のユースホステルに夜、晩く帰ってくる旅行者には杭州日帰り観光組も少なくありませんでした。

今は中国は新幹線の時代!充実の本数!

今では上海〜杭州は1日80本以上の高速列車(新幹線より、やや遅い動力列車も含む)が走り、所要時間はわずか約1時間です。これなら帰りの時間を気にせず、気の向くままに杭州観光もできます。自転車で走り回って、名所をこなすのも充実感がありますが、気に入った景色のところでのんびりすることもできそうです。上海〜南京、上海〜杭州、北京〜天津など旅行者も使える区間はとにかく新幹線の本数が多く、少なくとも30分に1本は確実にあります。1本逃しても、スケジュールに大きな支障はありません。

中国の旅は楽になってけれど、新幹線の乗車料金は高い?安い?

中国の新幹線は日帰り旅行を楽にしただけでなく、長距離の移動も楽にしてくれました。北京〜上海間1318キロの旅は約5時間です。新幹線の登場前は夜、北京を出発し、翌朝、上海でおはようございますを言う旅でした。今は、午前9時台に乗れば、午後、早い時間に到着です。値段の幅が大きい飛行機と違い、鉄道の場合、値段は時期を関係なく決まっています。本数が多く、飛行機より時間が正確となると、中国の出張族も新幹線を使う人が増えました。乗車料金は2時間ほどの距離なら中国のビジネスホテル1泊(130元=約2340円)分ほどの代金です。これは安いのか?高いのか?は感じ方は人それぞれです。しかし、新幹線を使えば、中国旅行が楽になること間違いなしです。