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三国志好きなら、後半の名場面が詰まった陝西省勉県に行こう!(後編)


掲載日:2015/09/21 テーマ:物語のあの場所 行き先: 中国 / 漢中(ハンチョン)

タグ: ロマン 史跡 歴史


意外な魅力にはまる「馬超墓」!

入場料は70元(約1400円)。敷地内は広くて公園のような雰囲気 入場料は70元(約1400円)。敷地内は広くて公園のような雰囲気

前編からの続きです。陝西省勉県は三国志の中盤から後半にかけて、数多く登場する三国志の舞台です。三国志関連史跡が数多く残っているので、小さな町ながら、気合を入れて、観光しないとまわりきれません。武候祠のお次は、「馬超慕」です。蜀の五虎将軍のひとり馬超のお墓で、武候祠から徒歩5分で到着です。とにかく勇ましいエピソードに事欠かない馬超ですが、祀られている塑像が妙にかわいいところがおすすめです。ここからタクシーで「武候慕」に移動します。勉県の三国志観光は、バスを使うとうまく回れないので、タクシーが一番です。

なぜか3つも孔明もお墓がある「武候墓」

「武候墓」は、定軍山のふもとにある諸葛孔明のお墓です。赤い壁に瓦屋根の外観は、「武候祠」と似ています。中は広く公園にようになっていますが、「諸葛亮墳墓」を目指して進みます。周囲60メートルの小さなお墓は、一国の大臣とは思えない質素さ。孔明の遺言通りの小さなお墓です。お墓の傍には「漢丞相諸葛忠武候之慕」という碑がふたつあります。ひとつは明代の1594年、もうひとつは清代の1735年に建てられたものです。気になるのは、武候墓の後墳亭に立つ3つ目の碑です。これには「漢丞相諸葛忠武候之真墓」とあります。「真墓」とは「本当の墓」という意味です。盗掘を恐れて、偽の墓を作った可能性もあるので、本当に「真墓」かどうかは謎です。

孔明ファンならじっくり楽しみたい「武候墓」

定軍山は、蜀と魏の戦いが繰り広げられたところです。この地に、陝西省宝鶏市に近い五丈原で病没した諸葛孔明の亡骸が埋められていることに意味があります。死んでもなおこの戦略的要地に眠り、蜀を守りたいと願った孔明の遺言が生きているからです。三国志の中でも孔明ファンなら、武候墓でじっくり時間をとるのもいいですね。武候祠と同じく、三国志の名場面の絵もふんだんにあります。時間が許せば、定軍山も登れますよ。800mほどの小さな山で、途中までタクシーで行くことも可能です。

成都の次は陝西省勉県を目指そう!

勉県は他にも孔明が発明した運搬具「木牛流馬製造所跡」や定軍山の戦いに勝利した劉備が漢中王になった「漢中王設壇処」などが残っています。勉県の三国志史跡巡りは、コンパクトに重要な史跡が詰まっているので、達成感が得られます。しかも、勉県が成都ほど大きくもなく、有名でもないので、三国志好きとしては、「ちょっと通なところに行った」という満足感が得られるのもいい気分です。成都の武候祠の次は、陝西省勉県の武候祠を目指してみませんか? 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/09/21)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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