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ハルビンの「防洪紀念塔」は、いったい何を記念(紀念)した塔でしょうか?


掲載日:2019/06/05 テーマ:観光地・名所 行き先: 中国 / 哈爾浜(ハルピン)

タグ: 一度は行きたい 街歩き 公園


中央大街を北へ直進。その先に見えるものとは

ライトアップされた塔は、近づくとますます迫力を感じます ライトアップされた塔は、近づくとますます迫力を感じます

ハルビンは散策がとても楽しい街です。とりわけ観光客に人気なのは「中央大街(旧キタイスカヤ)」。ロシア風の建築が並ぶこの通りは、南北に約1.5キロメートル続いていて、一日中そぞろ歩きの人が絶えません。中央大街の北端から、地下道をくぐってさらに北へ進んでみましょう。眼前の眺望がぱっとひらけます。東西に延びるスターリン公園、その向こうに悠々たる大河、松花江(スンガリー川)が見えます。そして、スターリン公園の真ん中に、目を見張るほど立派な塔が。これが「防洪紀念塔」です。

正式名称から読み取れる、ハルビンの歴史

周辺のライトアップも、夜ならではのお楽しみ 周辺のライトアップも、夜ならではのお楽しみ

防洪紀念塔の正式名称は「哈爾濱市人民防洪勝利紀念塔」。“ハルビン市民が洪水を防ぐことに勝利した記念の塔?”……そんなふうに推測できますよね。まさにそのとおり、1957年にハルビンを襲った洪水を、市民と人民軍が協力して土嚢を積むなどの努力の末に防いだ、という記念の塔なんです。よく「洪水を記念するなんて、奇妙だな」と勘違いする人がいますが、正確には「洪水に勝利した」記念なんですね。なお、「紀念」は「記念」と同じ意味です。

「ここまで水が来たのか」最高水位の高さに驚きます

このエリアの建築群も、見る価値大です このエリアの建築群も、見る価値大です

塔の基壇には、ハルビンでの洪水の最高水位が刻まれたプレートが貼られています。その数字を見ても、目の前のゆったりした松花江があふれるなんて、想像もつきません。冬には完全凍結し、レジャースポットともなる川ですが、この松花江の洪水が、歴史的にハルビン市民を悩ませてきました。塔を飾る人々の銅像は、身分を超えた全市民が一丸となって洪水を克服した喜びを表現しています。塔の高さは13メートルなので、さほど高いわけでもないですが、川のほとりで他に高層建築物などがない場所なのでよく目立つのです。

遊びに繰り出した人々を見ているだけでもうきうきしてきますよ!

ファンタスティックな風船が、塔周辺を彩っていました ファンタスティックな風船が、塔周辺を彩っていました

いつ見てもカッコいい防洪紀念塔ですが、訪れる時間帯でおすすめなのは夜! 塔をぐるりと取り囲んだライトから色とりどりの照明が当たって、実に美しいのです。刻々と色が変化するので、いくら写真を撮ってもきりがないほど。塔のある広場は夜も大変な人出で、みんな楽しそう。LEDライトを仕込んだ風船やブレスレット、髪飾りなど、光るおもちゃが人気です。周りのビルを見上げれば、ここが中国の一都市であることを忘れそうな西洋式建築がずらり。それでも看板はみな漢字で書かれています。このなんとも独特な雰囲気こそハルビン。防洪紀念塔は、そんなすてきなハルビンを象徴する、市民の誇りなのです。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/06/05)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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