広西壮族自治区の人が、好きな食べ物

広州の米粉(ビーフン)よりやや腰があって、つるつるっとしたのどごしが、おいしくて癖になります。旅行者の私は、数年に1回しか食べられないので、毎回、食べるのを楽しみにしています。しかし、現地の人を見ていると、「たまには麺も食たいって時はありませんか?」って、思ってしまうほどです。それぐらい広西壮族自治区の人たちは、米粉をよく食べます。広西壮族自治区は、中国の西南部にあります。4〜9月は雨が多く、年間平均気温が16.5〜23度と、かなり暖かい気候の地方です。

朝、昼は、米粉食堂は、お客でいっぱい! 1杯たった6元(約128円)も人気の理由 朝、昼は、米粉食堂は、お客でいっぱい! 1杯たった6元(約128円)も人気の理由

桂林米粉は、もともといつ、食べるもの?

米粉と言えば、中国では「桂林米粉(グイリンミーフェン)」が代名詞のようになっています。水墨画のような風景が広がる広西壮族自治区の桂林は、日本人旅行者にも人気がある地方ですが、中国では、桂林は米粉でも知られています。それだけに桂林米粉の看板をあげている店の多いこと。もともと米粉は、広西壮族自治区の朝ごはんです。桂林では、まずは汁なしの混ぜ米粉で食べ、途中まで食べると、スープを入れます。そして今度は、汁米粉にして楽しみます。桂林米粉のお店では、お客が各自、好みでスープを足せるように大鍋に入れて、お店の一角に置いているのが普通です。

賀州で一番、食べられている米粉とは?

先日、訪れた広西壮族自治区の東部、賀州でも米粉の食堂が他を圧倒していました。なぜか、省都の南寧の名物で知られる「螺絲粉(ルオスーフェン)」のお店ばかりです。タニシ入りの米粉は、辛いスープとよくあい、米粉の中では、かなり辛い米粉だと言われています。この螺絲粉の食堂は、朝、昼は、もちろん、夜も多くのお客でにぎわっています。

広西壮族自治区の人が米粉を食べたくなる理由

賀州の人は、まさに朝から晩まで米粉漬けと言ってもいいほどの米粉好きでした。小麦粉で作った麺を出す食堂も、町の中心部にほとんど見当たりません。雨季があり、高温多湿な時期が長い広西壮族自治区では、ピリッと辛い味付けで軽い食感の米粉が、一番、あうのかもしれません。広西壮族自治区に出かけると、いやがおうでも米粉を食べる機会が多くなります。汁なし、汁ありともにバリエーションが豊富なので、数日は、毎日、異なる具や味付けの米粉を楽しめます。旅行中は、きっと朝に昼に米粉を食べてしまうんじゃないでしょうか。